日々の泡・あるいは魚の寝言

2005年02月09日(水) 日々

☆昨日は、いつもどおり、駅前の喫茶店で、朝食(兼昼食)をいただきながら、新シェーラ5の初校ゲラを読み返したのでした。
あの喫茶店の、チキンサンドは美味しいんです。ウスターソースとマヨネーズが、しゃきしゃきの野菜と、柔らかチキンにほんとにあうんだなあ。
あのお店に行くときは、朝起きて、急いで、お化粧だけしてゆくので、まだよく目が覚めてなかったりするのですが、苦くて美味しいコーヒーで、すっきり目が覚めちゃって、その勢いで、赤ペンを持つのでした。

今回の「妖精の庭」、手直ししたけど、やっぱり、まだ難しい話になっているかもしれない、と、自分では冷静に考えています。でも、とにかく、構成が美しくできあがっているので、自分で読み返していて、なんていうか、はるかな螺旋階段を下から見上げるような、そんなきっちりとした形のものを見上げるときの気持ちのような、快感はありました。
もう一度、再校で、手直ししなくては。

三時前に、長崎中央郵便局から、翌朝便で発送。F900iで、童心社H氏に「翌朝便にのせましたよ」のメール。
翌朝便、大好きです。中央局から三時までに出せば、翌朝十時前には、編集部に届けてくれるから。長崎からだと、何よりもこれが早くてたしかです。
…ていうか、中央局の方のひとりは、昔からおなじみの方で、「お仕事がんばってくださいね」とエールをおくってもらっちゃって、翌朝便の封筒とか送り状とか、いっぱいいただいちゃったのでした^^;
ありがとうございます、長崎中央郵便局様。

☆一仕事終わって、すっきりして、ポプラ社N嬢とメールのやりとり。
彼女はアオクビダイコン(だっけ?)グッズを集めているので、で、私は偶然、シークレットを持っていたので、送ったのです。大根だけじゃさみしいから、ミニ香水とか、彼女のイメージで選んだのも同封して^^
ライトブルーに、ジャドールに、アマリージュ。
そういう、ちょこちょこした贈り物をするのって、すごく楽しい。

☆でも夕方家に帰ると、なにげに見た六時のニュースで、氷に閉じこめられたシャチの群れの話題が…
シャチの悲鳴を聞いちゃったばかりに、その後、ずうっと立ち直れなくて、なんとか仕事したり連絡したりはしていたのですが、滅入っていました。

いたかっただろうとか、苦しかっただろうとか、寒かっただろうとか、「痛いよ」と訴える子どもたちの悲鳴を聞いたシャチのお母さんはどんな気持ちだったろうとか、いろいろ考えちゃったら、もうダメで。
っていうか、時間がたった今、こうして書いていても、涙がでる。
これでもなるべくリアルな想像を書かないようにしているのになあ。
どうしようもなく胸がふさがれる感じで、吐きそうになりました。
その後、熱が出ちゃって、寒気がとまらないので、薬飲んでたりします。

ああ、なんかもう、こういう話はだめだ…。
ニュース、みなければよかった。

自分自身のこういう脆弱さは、自分ではあんまり好きじゃないんですが、でもこれを乗り越えて「強い人間」になることが良いかというと、それも違う気がするし。
だけど、仕事に差し支えるほど滅入ってしまうというのはちょっとどうだろう、と、思わないでもないです。
やっぱりもっと、もう少しは、強くなりたいなあ。

☆今日は朝から、アカネヒメの再校ゲラ(森友さんの美麗なイラストのコピーつき)が届いて、それをチェックしていました。
自分の文章を読んで、自分が書いたものにもかかわらず、感動したりして。
この話は、本当に、客観的に見て、よく書けたと思います。
この全五巻のお話は、たぶん、一番私の想いが反映しているという意味で、代表作になるのだろうと思います。
本になる三月が楽しみです。…読者さんによっては、イントロから泣いてしまうんじゃないかなあ、という予感が^^;
岩崎Sさんが、袖に、上手に暗示的なことかいてくださってるから(笑)。




その岩崎書店Sさんに好評だったので、七海さんお着物姿^^
この子は、フランシーヌさん(のの改)に比べると、地味な顔立ちなんですが、不思議な強さを感じる顔立ちで、この子はこの子で、いいですよね。

☆岩崎書店さんといえば、来年度の予定で、「戦うお父さんの話」の企画が無事通りました。秋に締め切りが決まりました。
で、気が早いですが、もう、トップの予定のところに書いています。
こういうのを書くと、まるで私には没がないような誤解をされそうですが、そんなことはないですよ(笑)。私だって、変なものを書けば、本にはなりません。
ただ、さすがに作家になって十二年にもなると、自分がどの程度のものがどれくらいの早さでかけるかわかっているし、手直しをすることになっても、ある程度そつなくできるのはわかっているので…
まあ、大丈夫だろうということで(笑)、予定として発表しておくという。

「しっかりかかないと」って、自分を律するためでもありますけどね。

☆四月刊行ポプラ社文庫「天空のミラクル」一巻は、そろそろサブタイトルが決まるところ。通しタイトルは、私が付けたミラクルで通ったけれど(やったあ!)、サブタイトルが没ってしまった^^;
「死神は終わりを告げる」っていいサブタイトルだと思うのになあ(笑)。
夜の九時過ぎ、遅い晩ご飯を食べていたとき、ポプラ社K嬢からメールがあって、しばらく携帯メールでやりとりをくり返していたのでした^^;
忙しそうだけど、インフルエンザに気をつけてねえ。

#最近、業界の人とメールをやりとりするとき、いつも最後は、「インフルエンザに気をつけて」もしくは、「お大事に」だ…。
猛威を振るってますね、インフルエンザ…。


 < 過去  INDEX  未来 >


chayka [HOMEPAGE]