日々の泡・あるいは魚の寝言

2005年01月08日(土) またあの日が過ぎて

☆今日は、うちの死んだ猫、ランコの命日でした。
2001年のことだったのですが、あの日から、何年たっても、不思議とあの日の痛みはよみがえるものです。

それは、家族としてともに暮らしていた存在が死んだ日であり、
私が責任を持って育てていたはずの猫を死なせた日であり、
一匹のいきたいと願っていた生き物が、目の前で、絶命した日です。

後悔することは、多々あり、今でも、もう一度、あの猫を育て直せたら、とは思いますが、でも、一方で

自分の死を通して、私にいくつも大変なことを教えてくれたあの猫に、その永遠性に感謝したいという思いは、日ごとに強くなります。

生き物は、「生きていたい」と願うものであるということ。
その思いは、絶対的に正しいということ。
生きることは、大好きな人たちや、日々親しんだ場所で暮らしてゆくものだということ。

私にとって、それは、世界中にたくさんある「真理」の中で、なによりも優先する真理であり、真実です。
漠然と感じていたことを、はっきりと見せてくれたのはランコだった。

生きること。生きていくこと。命を大切にすること。
そのことをうたうために、私は作家になり、書いているのだと思う。

大切なことを教えてくれた、ランちゃん、ありがとう。

いつか、虹の橋で再会しようね。


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