日々の泡・あるいは魚の寝言

2005年01月12日(水) ここ数日

☆ちょっと仕事の合間なので、わりとゆっくりめに過ごしていました。
時間をかけて、紅茶茶碗を洗ったり、泡のお風呂にゆったり入って、ついでに浴槽のふたを洗っちゃったり。歯を心ゆくまで磨いたり。
蜜柑を食べながら、テレビをのんびりと見たり。
そういうのって、ひとつひとつが、心がほっこりあたたかくなる、素敵な時間です。

☆あいまに、いろんな人と、電話で打ち合わせをしていました。
今日は、童心社さんと森友さん。
童心社は新シェーラですが、やはり、私が危惧していたこと(入り組んだ設定の説明が今回多いので、小さなこどもにはわかりにくいかも)が指摘されていたので、その件で。
電話がかかるのを待つ間、今朝は寒かったので、おきたあと、もう一度ふとんにくるまりなおして(これぞ自由業の特権というもの!)、「どうしたものかなあ」と、天井を見上げながら、考え込んでいたのですが、結果的に、「設定の説明の一部を、次の巻にもっていくこと」で乗り切ることを提案して、受け入れてもらいました。
それと、電話で話しているうちに、物語の中の時間経過が、うまく読み手に伝わりにくい原稿になっていることにも気づいて、いろんな出来事や人物の思惑を、時間軸の串刺し、って感じで、一度キャラクターに考えてもらうことにしました。
新シェーラは、長い年月の間に、たくさんの人々のそれぞれの思想や理念が同時並行で存在していて、そのうち、未来に向かってなんらかの行動を起こした人々の行為が、いろんなところで響きあって、時代を作っている、という物語なので、そのあたりのことを、うまく説明していかなきゃなあ、と再認識しました。

今日、童心N嬢にも、しみじみ話したのですが、たとえば一つの国や一つの民族があったとして、それがみな同じ思想をもっているとか、同じ感性の持ち主だとか、そう決めつける、ステレオタイプなものの見方はよくないよねえ、と。
歴史の中には、大量の人々がいて、そのひとりひとりの思いは(とくに庶民のそれは)後世に伝えられていないけれど、でも、生きてきた一人ひとりには魂があり、感情や夢や願いがあったのだと…
未来に向かって投げかけた思いや、夢には、叶ったものも叶わないものもあって、でも、存在しなかったわけではないのだと。
そのことを、今度のシェーラでは…他の作品でもですが、書いてゆきたいな、と思っているのです。

そのためには、やはり構成をもっとわかりやすくしないとなあ、と、ひとりうなずいた、おふとんの中だったのでありました。

☆その後、「アカネヒメ」の挿絵のことで、森友さんとファックスと電話のやりとり。アカネヒメの表情のことについて、心理的な解釈や説明を、いろいろと森友さんに語りつつ、「ふつうはここまで越権行為はしないんですけどねえ」と、森友さんに電話でいうと、
「どうして?」と、しみじみきかれる。
「村山さん、私はね、自分は俳優のつもりなの。で、村山さんは演出家。あなたの指示通りに、あなたの解釈で、私は演技をするの」
アニメーターというのは、そういうものなのだそうです。
なんだか、とても納得しました。
森友さんは、そういうタイプの、「職人」さんなのだそうです。

打ち合わせのあとは、なんだかんだと、いろんなおしゃべり。
森友さんって、私より年上だし、キャリアがあるし、立派な方なんですが…でも、かわいいところもあって、私は大好きです。
私のいまの忙しいスケジュールが終わったら、東京で遊ぶんだい。

☆<香水日記>
今日の香りは、ブルガリ・ブルー・ノッテのフェム。
ブルガリブルーをベースに、ウオツカとチョコレートの香りで暖かさと夜を表現した香り…とかなんとか、どこかに書いてあったかな。
実はブルーは、ジンジャーの香りが苦手だったんですが、ノッテは透き通る青の瓶の美しさと、香りの説明、ノッテ(夜)という名前に惹かれて購入してみたのでした。
感想は…トップはやはり、ジンジャーに少し負けました^^;
ミドルは、なぜか私の体だと、お香みたいに感じる^^;
しょうが+ウオツカ+チョコで、なぜにお香なんだろう…。

でも、ラストの甘さは、やすらぐ、いい感じですね。
ラストはとても好きです。ミドルのお香みたいな雰囲気も、日によっては楽しめるかもしれない。




ちょっとメイクをいじってみました。
フランシーヌさん。ドレスに金髪たてロール、赤い口紅で、アンティークドール風?




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chayka [HOMEPAGE]