日々の泡・あるいは魚の寝言

2003年06月23日(月) 短編書いたけど…

今日は一日、家にいて、お仕事していました。
岩崎書店の「平成うわさの怪談」のための8枚の作品を書いたのです。
さっき、もうメールに添付で送ってしまいましたけれど…。

けれど。

あれは、「怪談」というより、「感動ファンタジー」なんじゃないかと。

許容範囲であることを祈ろう。
少なくとも、幽霊は出てくる。

ほんというと、枚数が短いから、一気に集中して書くために、ファミレスか喫茶店に行くつもりだったのでした。今日はたまたま家族が家にいなかったので、部屋で書きあげたんですが、それで正解だったかも。
捨てられた子犬の幽霊の話なんですが、書いていて、泣けてしまって。
捨て犬捨て猫の話は、とにかく苦手です。自分で書いていても、心が痛い。
ほんとに、犬猫は捨てないでほしい、と思います。

アンソロジーのご依頼は、これで五回目か六回目くらいだと思うのですが、そのたびに自分のために、もう一つ高くハードルを設定します。
アンソロジーはだいたい、依頼の時に、テーマが与えられます。
今回だと、「怪奇もの」で、「動物もしくは植物がでてくること」という課題がありました。
その条件は、当然満たして書くわけですが、それ+、「自立」とか「成長」とか、自分がその作品に込めたいテーマを考える。
テーマがあるアンソロジーの中の一作じゃなく、児童文学作品としてちゃんと成立できる短編にしたいなと思っているので。与えられた課題をみたすので、いっぱいいっぱいになった作品にはしたくないのですよ。このへんは、十年書いてる作家の、個人的な意地ですね。

で、今回は、その上に、動物愛護の精神もからめてみたりして。

作品として、うまく成立しているといいんですけれど。
「これは怪談じゃないですね」とかいわれて没になったら、かっこわるいだろうなあ(笑)。


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chayka [HOMEPAGE]