日々の泡・あるいは魚の寝言

2003年04月22日(火) かっこいいぞ、50代

今日は、家具屋さんその他を回り、ソファーベッドを購入しました。
「引っ越し前に、なぜに家具?」と思われてしまいそうですが、これは、私がたまに家に帰ったときに使うためのベッド、そうして、いないあいだ、猫たちが眠るためのベッドなのです。
今使っているベッドは、下に本棚がはいるくらい、背の高いパイプベッド。これを解体して、代わりにソファーベッドを置くのです。
ソファの形で置いておけば、主がいない部屋でも、不格好になりませんからね。

でまあ、いろいろ回ったけど、結局は老舗の家具屋さんで、下に引き出しのついた、小さなソファーベッドを購入しました。
一週間後の配達の日までに、パイプベッドを解体して、ソファーベッドを置くスペースを作らなくては。

さて。
家具屋さんを回った後、私は駅前の喫茶店で、シグマリオン2を出し、メールを書いていました。お仕事関係のメールです。シグマリオンは軽いし、そのわりにネット閲覧も文章の作成もできるので、よくポーチごとバッグに入れて持ち歩いているのでした。

そのうち、出張中の会社員さんらしき、五十代くらいの男性がやってきて、左隣の席で携帯電話を取り出し扱い始めました。
駅前の喫茶店は、改札口の近くにあるということもあって、大きな鞄や、みやげものがはいった紙袋を持った、よその街の会社員風の人たちが、よく来るのです。たまに、楽器を持ち、ファンの人を引き連れたミュージシャン風の人々に遭遇することもあれば、どう見ても職種のわからない、金持ちそうな男女二人連れ(でもどう見ても夫婦には見えない…)なんかをみたりすることもあります。
聞くともなしに話を聞いていると、席に着いている人々の言葉のなまりも色々だし。
長崎人の人口が少ない、ちょっと長崎離れした、不思議な空間なのでした。
そしてまたこの喫茶店は、コーヒーやケーキがおいしい上に、窓が大きく明るいから、作業しやすくて、長時間いても笑顔で許してくれるすてきなお店なのでした。
(でも最初の頃は、ウエイトレスさんたちに珍しそうに、キーボードをのぞき込まれて困ってたんですが…)。

隣の席のおじさん、携帯でメールでも打ってるのかなあ、と思いながら、こちらもシグマリオンで引き続きメールを打っていると、なんだか左隣から、きらきら光が来る。
ん? と振り返ると、リナザウでした。シャープのパソコン特有のきらきらな液晶が光っていたんです。
おじさまは、華麗にザウルスを使いこなして何かをしていたのです。

…かっこいい!

これが、二十代、三十代の男性だったら、ま、当たり前の情景でしょう。
長崎ではひょっとしたらあんまりみないかもしれないけど、都会に行けば、ざらにいます。
でも、五十代ですよ。席の隣には、職場と家族へのおみやげ物らしい、紙袋とか無造作に置いてあるし、身ぎれいにしていても、髪は若干薄目のおじさまが、鮮やかにリナザウのキーボードを打っている。
ちょっと、ほれぼれしました。

元々私は、パソコン関係に強い人には、男女問わずひかれるんですが、年齢が自分より上の人が、あんなふうに新しいモノを使いこなしているところって、ほんと、かっこいいなあと思いますね。
私も、年取ったとき、あんなふうでありたいなあ。
かっこいい五十代をめざしたい…。

モバイラーなおじさまと私は、たまにちらちらと相手のパソコンを気にしながら、微妙にほほえみながらでも目を合わせずに、お互いにやがて店を出たのでした。

<おまけの香水日記>
ケーキセットを頼んだら、見本のお盆を持ってきてくれた美人のウエイトレスさんが、グローバイジェイロー(たぶん間違いないと思う)をつけていました。ああ、石けんの香り…。
その人にとても似合っていて、あまりにすてきだったので、ちょっと自分でも使ってみたくなってしまいました。
石けんっていっても、高級な石けん、上品な清潔感のある、いい香りなんですよね。

そんな私の今夜の香りは、ネフェルティム。
青い睡蓮の香りのパルファムです。


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