日々の泡・あるいは魚の寝言

2002年02月22日(金) 詩は難しい…

たった14文字の言葉が浮かんでこない…。
むー。うー。

いやちょっと、ここ数日、詩を書いてるんですけどね。
どうしても、出だしの一行ほどの部分が書けないのです。
あーもー。長い文章を何千字も書く方が、死ぬほど楽かも。

14文字…。たった14文字なのになあ。

思い出した。
高校時代に、国語の宿題で作った歌。ここに書いておこう。

「雪の下の 根ばかり残る雑草の 我が心かと 思いぬるかな」

最後の「ぬるかな」が変で気に入らないんだけど、気に入らないと思いつつ、いまだに改変できないまんま。誰か、添削してくれないかなあ?
人生で、たったひとつ詠んだ短歌(笑)。他にも宿題で作ったの、いくつかあったんだけど、覚えてるのはこれくらいで。…えーっと、五月の坂道をかすみ草の花束抱いておりていくようなのも詠んだけど、前半忘れてるし。

これ、添削してほしくて、二十代の頃、バイト先にいた短歌が趣味の親父に見せたら、無言でメモされたんだけど、感想は聞かせてくれなかったなあ。
…下手じゃないですよね? 十代でこれ書いたのって、けっこうたいしたもんだと、自分をほめてやりたいんですが…。
てか、今考えると、メモして帰った親父に、なんのためにメモったんだ、と、ちょっとききたい気がするなあ、今では(^^;)。

短歌や俳句って、言葉が短くてあんまり使えないから、さほど好きじゃない。
あ、書くときの話です。読むのは好きだから。

私は、言葉を大量にちりばめて、ゴージャスな世界をおりあげてくのがすき。
ぎりぎり許せる長さが詩ですか。
十代の頃は、現代詩が好きで、「ユリイカ」とか、「現代詩手帖」は、毎号読んでいたものです。老後は詩人になってたりするかもしれません。…いやそれは、そこまで長生きすればの話ですけど。

…しかし、埋まらない。
14文字。
ああもう、二時をまわっちゃった。
今夜はあきらめるか…。どうしようか…。


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chayka [HOMEPAGE]