日々の泡・あるいは魚の寝言

2001年10月11日(木) 哀しみのカリスマ

ずーっと、昔、小さい頃からのことなのだけれど、私は、人から好かれたり、嫌われたりが、激しいのです。

「私が」相手を好き嫌いするんじゃないのです。
相手から、好かれたり嫌われたりするの。

で、それが、まだ友人知人相手ならわかるんだけど、あったことも聞いたこともない(私のがわからすると)、人から、好かれたり嫌われたりするのですね。
学校に通っていた頃だと、よそのクラスの知らない女の子から、「実はあなたのことが、とても好きでした」(変な意味じゃなくてね)とか、いわれるのは、何回かありました。そこまでいかなくても、ほとんどあったこともないような子たちから、怖いくらい好かれちゃったりとか…。
嫌われるパターンも、つまり、同じくらいあったんですけど。

一言でいうと、目立つらしい。
なんでだろう?
いっちゃなんだけど、顔かたちは、普通だと思うのです。
浮いてしまうのは、やたら響く声と話し方くらい…だと思う。
なのに、なぜ、目立つ?

性格か? 性格だけで、こんなに目立ってしまうのか?

私自身は、あんまり人の好き嫌いってないんです。
いや…あるのかな? 倫理観のない人はダメだなあ。でも、それくらい?
でもなぜか、私に接近してくる人々は、いつも極端なのでした。

昔から、思っていました。
こんなに極端な人とのつきあいはしたくない。
「普通に」人から、好かれたり嫌われたりしてみたい…。
もう目立つのは、イヤだ。

そして今。
インターネットの世界にきて。

やっぱり目立つ。
本名を隠して、職業を隠して、ふだんと違うハンドルを使って、投稿していても、目立つ…。
ネットだと、声も聞こえない。姿も見えない。みんな文章だけで、同じ条件で、いろんな掲示板に登場しているのに、どうして私だけ、変に目立つの?
知らない人たちから、頼りにされちゃったり、嫌われちゃったりするの?

私はもう、そういうのが宿命なのでしょうか?
そういう、生まれつきなのでしょうか?
ああ、みなさん。
私と普通につきあってください(涙)。


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chayka [HOMEPAGE]