日々の泡・あるいは魚の寝言

2001年08月23日(木) なれあいはきらい

嫌いなものはいろいろあるけれど、そのひとつに、「なれあい」があります。
なんていうのかなー。いいたいこともいわずに、ぬるま湯気分でおつきあいするのは、みるのもやるのもダメなんです。

その一歩手前の、あまり中にふみこまない、相手を「友だち」とか呼ばない、挨拶や軽い会話を交わすような関係は好きなんです。つまり、なんていうのかな、「さわやかなおつきあい」とかそういうのはいいんだけど…。
でなかったら、本格的に、友情とか尊敬とか愛情とか、そういうのでばしっと結びついたおつきあいがいいです。

そのどっちでもない、「なれあい」はだめ。「仲間」とか「友だち」とかお互いのことを呼び合うわりには、お互いのことを知らないであろうと思われる関係は、どうも苦手なんです。
これは私が、集団が苦手なのと、「私と貴方は友だちよね」って、念を押すタイプの人が苦手なのと、そのふたつからきているような気がします。
みんなできゃいきゃい騒いでいるのをみると、背筋が寒くなるというか…。
なんかゴンズイ(魚類の一種)が、きゅいきゅいうごめいているところにみえてしまって。人間はそれじゃいかんだろうと思ってしまうのです。

私は自分がつきあう相手を選びたい。
友人知人は厳選したい。
だれでもは仲間と呼ばない。

でも、その代わり、そういう自分が誰かから嫌われても、しょうがないかなと思ってはいます。いつでも嫌われる準備はできているぜ、というか…。
まあ、そういう人生もアリですよね。


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chayka [HOMEPAGE]