日々の泡・あるいは魚の寝言

2001年08月14日(火) 夏緑さんにあった

12日の日曜日に、大阪在住の夏緑先生が来崎されたので、お会いしました。
朝、9時少し前に、長崎駅でお迎えして、その後、駅ビルの中の喫茶店でお茶したあと、グラバー園へいきました。
本当は、涼しい平和記念館へ行きたいところだったんですが、午後二時頃には、佐賀へ移動するということだったので、駅から近いグラバー園へ。

メールや掲示板でのやりとりは、もう一年以上はしていて、電話でおはなししたこともあるのですが、実際にお会いしたのは初めてでした。
第一印象は、「大学時代のクラブの後輩に似ている」(笑)。
遠くから一目見たとき、「なんで彼女がここに?」という言葉が先に脳裏に浮かんで混乱したくらい、似ていたのでした(笑)。
インド美人というか、ジプシー系というか、そんな感じの小柄な美女です(^^)
でも、話し方は思い切り、大阪弁。
ついでに会話は、ひとりでボケとつっこみと、落ちを付けるという、才気あふれるお嬢様でした。
NHKの、「生活笑百科」をみているようだったわ。

グラバー園は、植物関係も売りだったような気がしていたので、植物好きの夏さんを連れていったのですが…夏の暑さのせいと、手入れがちょっと…なせいで、バラあたりはぼろぼろでした(^^;)。
秋にはあれが復活するんでしょうか?
よく、花の時期にテレビに映るから、もっときれいなバラ園があるかと思っていたのに、あれだと、ちょっと寂しいかも。規模も小規模だしなー。
全体的に、植物関係は、雑然と植わっていて、美しくなかったです。
あれでは、こと園芸にかんしては、リピーターになろうという気になれません。
シダ類が大好きな夏さんは、あちこちのきにはえている苔やシダをみて、大喜びでしたけどね(^^)
噴水も、水の中に苔や藻がいっぱいだったのですが、水生昆虫がいっぱいいて、それなりに楽しめました。
石畳には、ハンミョウも飛んでいましたしね。
あ、夏さんは、虫が大好きな人です(笑)。
私も蛾と蜂以外は、少しは好きなので、楽しかったです。

グラバー園というのは、なんだか石畳のしきつめられた坂道の狭い空間に、洋館が展示されていて、そこに自由に入れるというものなのですが、中でハンセンの歴史の展示とかもいくらかされていて、帆船と洋館がすきな夏さんには、なかなかうけていたようです。グラバー園から見下ろせる港や船のようすもお気に召したみたいで、よかったよかった。
自由亭(園の中にある喫茶店。当然洋館)で、かき氷(夏さん)と、アイスコーヒー(私)をいただき、身体をひやして、園をでました。

ここで時間を計算し損なったんですよねえ。
五十分くらいあるから、歩いて駅まで行けるかな、とか考えてしまった私が馬鹿でした。
…海沿いの道を歩いて、きれいな風景を見せたかったんですもの。

海沿いの道は、長崎駅をめざすとき、どこまでも果て遠く、空には日の光が、焦げ付くようにさしていて、私たちの背中を焼くのでした。

結局、駅に着いたのは、発車3分前でした。

ごめんなさい、夏さん。

熱中症になりませんでしたか?
あのあと、お友達に電話をかけられましたか?
荷物、重かったでしょうね…。

…こんな私に懲りてなかったら、また長崎にきて下さいね(^^;)。
そうして、長崎ミステリーを書いて下さいね。
ではまた。


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