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一人暮らしをやめられない理由 - 2003年01月03日(金)

休みになるとドラキュラ生活になるのはやっぱり基本的に夜型だということでしょうか。

夜型の生活の原因に、実家に帰ると、いない間にとっておいてもらったビデオを両親が眠ってから見るため、ということが挙げられます。

両親はあまり映画を見ません。「寅さん」や「極妻」なんかは見ますけど。
そうそう、「ミナミの帝王」も好き。
多分、人情ものや時代劇が好きだからかもしれません。

なので、映画を見るのはたいてい私1人。
一緒にすんでいるいとこは映画を見るのだろうけれど、あまり一緒に見た記憶はありません。

本日は、映画ではなく、カーペンターズのコンサート映像や貴重な映像を集めた特番をこの間放送していたビデオです。

カーペンターズは多分、大学生の頃に聞き始めたのだと思います。
イギリスにいた時、私が気に入っていた(笑)ロシア人の男の子がとても音楽好きで、彼にいろいろ音楽の話を聞かされた記憶があります。

それまで私は歌は好きだけれど、メロディよりも歌詞を重視するため、意味の分からない洋楽よりは、邦楽の方をよく聞いていました。

イギリスから帰ってきて、何となくイギリス気分に浸りたい時に、彼に教えてもらった歌手の曲を聞いていたのだと思います。
そのなかに、カーペンターズがあったのです。

彼らの曲は、たいてい好きだけれど、特に好きなのは「遥かなる影」
歌詩の意味はよく分からなかったけれど(当時)あの悲し気で、けだる気なメロディが好きでした。
「あなたのそばにいたい」
ひたすらそれを願っているような。かなわないと分かっていながら、願わずに入られない。

…ああ、リアルタイムで聞けたらなあ。

ばりばりのギターサウンズよりも、どちらかといえばピアノ曲やアコースティック系の曲が好きな私はビートルズよりも、カーペンターズの方が好きです。
いえ、もちろんビートルズも好きなんですけどね。

今日見た番組は、そりゃもう永久保存版でしょう、って感じです。
日本公演の時に「SING」を日本語で歌っている映像があった時は、泣けました。

「さあ、歌おう 悲しいことが 起こらないように」

どちらかといえば、明るめの曲調であの歌詩。
あの曲は、誰かに言われるんじゃなくて、自分で自分を奮い立たせるための歌なんだと私は思っています。

歌ってやっぱりすごいんだと、何かあるたびにいつも思います。
特に、一人暮らしを始めてからはそう思います。

そう言えば、この間あの子が来た時「一人暮らしはやめられない」というはなしをしました。
確か、理由までは言わなかったけれど。

一人暮らしをやめられない理由。
それは、
「泣ける場所」が欲しかったから。

大好きな音楽を聞きながら、映画を見ながら泣ける場所。
誰かがいれば涙をコントロールしてしまう私が唯一、感情をコントロールせずにすむ場所。

それが、私が一人暮らしをやめられない理由です。





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