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こっそりんく
■こた日記■
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2002年11月23日(土)
オマエがオマエである為に。




っと、書いた事あったか無かったか覚えてねーんだけども。
俺には、っつーか俺達には。
世間一般で言えば『ホモ』と呼ばれている部類に所属する友達が居る。
すっげーイイ奴だし、そいつが男が好きだからと言って別に困った事も無い。


そいつが、久しぶりに電話して来た。


普通に「あー久しぶりぃ♪」って電話に出たら


「やっぱホモってだめなのかなぁ?」


って泣きそうな声で言われた。
会社の上司に、同性愛者である事がバレタとかなんとかで
「辞表を出せ」
っと、言われたそうな・・。


なんじゃそら( ̄□ ̄;)!!


よくワカンねーけどさぁ。同性愛者はオカシーのか?
俺は特にソレが異常な事だとは思わない。
男だってイイ男は居るし、女だってイイ女は居るだろ。
好感を持てる人を好きになって何が悪ぃーっつーんだよ(怒)


「ガキの頃からホモだったけど。俺、友達に恵まれてたからさ。
 良く知らない奴にヤな事とか言われたって気になんなかったし。
 イジメがどーとかってわかんなかったけど、なんかさ・・」
「おいおい。泣くナよぉ?( ̄∇ ̄;)」
「泣くよ。俺は今から泣くっつーんだよ(逆ギレ)」
「泣いてどーするよ」
「わかんねぇ(涙)」
「まーいーや、なんかしながら聞いてるから言ってみし」
「いや、あのな、暴言吐かれるって、歳食ってからのが辛ぇな」
「ん?」
「もっとさ、世間に理解あるもんだと思ってた」
「そーか?」
「お前ら、全然平気だったじゃん?」
「うん」
「俺はさ、言ってもワリと平気なもんなんだと思ってた」
「平気だろ」
「平気じゃなかったんだって」
「そりゃ平気じゃねーほーがオカシイよ」
「・・・そっか?・・・そーかな?」
「イロンナ奴がいんだよ。人間社会ってやつはな(したり顔)」
「ん?」
「ピーマン嫌いだろ?俺は好きだけど」
「うん」
「梅干嫌いだろ?俺は好きだけど」
「うん」
「そーゆー事だよ(ワケわかんねぇ)」
「そんな問題か?(汗)」
「そんな問題だよ。ゴキブリ嫌いだろ?俺も嫌いだけど」
「。。うん、そーいや、ホシはゴキブリ好きだよな(泣笑)」
「だろ?アイツおかしーんだよ(--)(__)うんうん」
「好きな人が居てもおかしくないって話しじゃねーのかよ(笑)」
「あーそーか。そーだそーだ。そーなんだよ」
「・・あっはは・・ダメじゃん(笑)」
「ダメだな(ーー;)」
「まーいーや♪・・グスッ・・サンキュ♪」
「もーいーのか?」
「もーいーや、オマエに話してるとさ。バカらしくなってくるから(笑)」
「なっ失敬な( ̄□ ̄;)!!」
「いちおー誉めてんだけどね(笑)ま、泣いてたって意味ねーやな」
「そりゃそーだろ。ガツンと上司を殴ってみるとかだな、ガツンと社長を・・」
「それじゃクビだってば( ̄∇ ̄;)」
「会社、辞めないんだろ?」
「辞めねーよ。別にホモだっていーだろ?」
「いーに決まってる」
「別にホモでもいーぢゃないですかって笑顔で言ってやる事にする」
「うん。そんで大丈夫だ。イザとなったらグーで殴れ☆」
「だから殴らないっての( ̄∇ ̄;)」


先入観っつーのは、惨酷なもんだなと、俺は思うんですよ。
それは、先入観を持ってる側も、持たれてる側も、公平に出会えないから。
その人と、公平な立場で、接する事が出来ないから。
ナンでもない事を敬遠してみたり、責めてみたり、期待しすぎたりする。
それが、悪いイメージであっても、良いイメージであっても。
持ちすぎても、持たれすぎても、誰かが何かしら損をしてるんじゃねーかと。
でも、どーしてもさ、誰にでも、先入観っつーのは存在するわけですよ。
人間は想像出来る構造になってますからね。勝手にイメージするわけですよ。
だからさ、わかってくれる人も居る。わかってくれない人も居る。
それでいーんじゃねーかと、俺は思うワケですよ。


難しい事はワカンネーけどさ、絶対に、オマエは間違ってないから。


自信を持って生きてユケ。オマエがオマエである為に。