【復活!】ダイエットなDIARY
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猫はすっかりよくなった。 眉間にまだキズがあり、天下御免のムコーキズ状態であるが。
しばらくは外へ出さないようにしていたが、ちょっと留守にしていたら猫脱走(笑)。 なんと網戸を開けるワザを覚えたらしい。 二階の網戸で、そこから樹を伝って下までおりてしまう。
3時間後無事に帰還した。
子供の頃、何度か引越しをした。 小学校5年の時にも転校をした。
転校をすると、それまでの人間関係がご破算になってしまい、一からやり直すことになる。 風俗慣習、言葉も少し違う。 流行っている遊びや、同じ遊びでもルールがちょっと違っていたりする。 ギャグのセンスも違う。 喧嘩の強さや運動能力による暗黙のヒエラルキーも違う。 プチ・カルチャー・ショックである。
大学で社会学を学び、そして今でもその延長線上にいるのであるが、ああした子供の頃のプチ・カルチャー・ショックの経験が、良くも悪くも身についていることがよく分かる。
先日、ある電話があった。
出てみると、小学校の時の、転校元のクラスメイトからだった。
一瞬、なんかのセールスなのでわ?と思ったが、すぐに思い出した。 めずらしい苗字だったので覚えていたのである。
小学5年生の時以来だから、実に25年ぶりである。 半世紀だ。
一度会おうということになった。
ぢつは、オレは結構やんちゃな子供で、ケンカとかよくしていた。
電話の相手は、ものすごくデカイという記憶ぐらいしかない。 小学生で75キロもある巨漢である。 「デブ!」とかいって、乱暴をした覚えがある。
その彼から25年ぶりの、突然の電話だ。
復讐かも?
もうドキドキである(笑)。
会って見ると、それほど太ってはいなかった。 つうか、普通で、体格がいい、というぐらいだ。 それでも高校の時には100キロを超えていたという。 柔道部だったそうだ。 現在の体重は75キロで、高校卒業後、トレーニングで減量したのだという。 すげー。
焼肉やへ行った。 ビールを飲みながらいろいろ昔話に花が咲いた。
しかし、不思議である。 10歳か11歳頃の、要するに子供の顔しか浮かばない。 そして、名前を聞いても顔が浮かばないもの達もいる。 人間って、名前の方を結構覚えているものだということが分かった。
中学を卒業後、父親の実家のある福島の高校へ進学したそうだ。 高校を卒業後、東京の専門学校へ行った。 エンジニア関係のところだそうだ。 そこを卒業後、トヨタへ入った。 ヤクルトの古田と同期だったそうである。
トヨタでは営業にまわされてしまい、どうしても機械相手の仕事がしたかったので、帰郷し、いくつかの食を経た後、現在の食品製造機械のメンテナンスの職にあるということである。 出張が多く、日本各地の工場を頻繁に飛び回っているそうである。
10年程前、白血病で奥さんに先立たれ、子供は母方の実家にあずけている。 小学6年生の女の子だそうだ。
なんか、25年という歳月を感じさせる話である。
半世紀ぶりの再会は面白くもあり、また自分の乱暴さを改めて突きつけられたような恥ずかしさもある。 そういえば、友達に怪我をさせたりして、親と家まで謝りに行ったことなんかも何回かある。
やった方のオレはぜんぜん覚えていないが、やられた方はしっかり覚えているものである。 まるで教科書問題のような状態だ(笑)。
いつかクラス会をやろう、ということになったが、懐かしい反面、ある意味、恐怖もある。
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