【復活!】ダイエットなDIARY
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2001年08月19日(日) 健忘




最近、物忘れがひどくなっている。
まずさっきまで考えていたことの固有名が思い出せず、会話の中で「ほらあれだよ」とか「それ」とかの指示語が増えてきた。
さらに「あのそれ」とか「そこのそれ」とかのように、指示語ばかりの二重使いなどもやってしまうありさまで、相手には何の事やらわからない。

人の名前もなかなか覚えない。よほど印象的な人でないと覚えない。
映像として顔などは記憶しているが、名前が覚えられないのである。


もちろん、オレの脳が衰えてきたことも原因のひとつではあろうが、本当は気力の問題だということも知っている。

「覚えない」のは、「覚える気(力)がない」のである。だから「覚えられない」のである。


海外に行っている時もいつもそうである。
簡単な名前ならいいが、イギリスの大学にはヨーロッパ各地からの留学生。アジア各地からの留学生。アフリカ、南アメリカ等さまざまな人種・言語の学生が集まってくる。
簡単な名前ならいいが、中には日本人には発音できない名前もある。
聞き取れない名前は、まず絶対に覚えられない。


最初のうちは失礼だから覚えようとしたが、そうしたことがあまりにも頻繁であるため、覚えられなくてもどうでもよくなってしまった。
あきらめたのである。
名前がなくても、対面状況であればyouでいいので会話には支障はない。


もっとも、相手も同じと見えて、自己紹介したあとにすぐにスペル(つづり)を言うのが癖になった。
たとえば、「ケンタです。ケイ・イー・エヌ・ティー・エイ」などというのである。
スペルが分かると結構覚える。
日本でも、名刺を渡されたりして、相手の名前の漢字を同時に見せられると忘れにくいというのと同じ原理である。

しかし、この場合も言ってくれたスペルを聞き取れない場合には同じことである(笑)。

しかも、実際の会話でははっきりと発音しないことが多いし、省略形や慣用的な言い方がある。
たとえば同じ文字が二つ続く場合、ダブルなんとか、という言い方をする。
ssのことを「ダブル・エス」というのである。
これが実際には「だぼえす」と聞こえる。
「びぃいーあーだぼえすいーぇむえぃあー」と聞こえたら、これはBerssemarだと分からなければならないのである。
こんなのはまだマシな方である。

そんなことを経験しているうちに、どうしても覚えなくてはならない大切なこと以外は最初から覚えないくせがついてしまった。




・・・・などと長々と言い訳を書いてきたが、実はさっきまで小一時間ほど家の中で財布を探していた(爆)。
月に一回は財布を捜している気がする。
これはスペルとは関係ないので、やはり脳の衰えなのかもしれない。
ううむ。


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