unsteady diary
riko



 流血

と言えなくもない程度の、ちょっとした出来事。

部屋を片付けていて、フローリングの上を行き来していると、なにかを踏んだ。
そして、ちいさな血だまりが。

ガラス片を踏んだ気がしたので、
母に足の裏を見てもらったが、
なにもないと言う。
しょうがないので、
点々と血を垂らしながら(笑)
自分でピンセットを探した。

それから、やっと血の止まりかけた傷口をまさぐって、
傷口を塞いでいる硬くて薄いものを取り出す。
血を拭ってみると、きらきらしたコンタクトの破片だった。

私は、使い捨てコンタクト愛用者なので、
日々、ゴミ箱に捨てるわけだけど、
薄くて小さなモノなので、
実は床に落ちてたりすることも、少なくはない。
しかも、たいがい割れてしまう。
渇くと、ガラスのように硬くなって、
しかもカーブしていて薄いので、
傷口にフィットして、食い込むとけっこう厄介みたい。
今回は、ほんの軽い切り傷のようなので、ご安心を。

最近、自分の部屋の掃除は、クイックルワイパーだけで済ませていたので、
たぶん細かなガラス片までは取りきれなかったんだろう。
気をつけなくては。

「皆さんも気をつけて」と言いたいところだけど、
こんなマヌケなことをするのは、
たぶん私くらいなものなんだろうな。(苦笑)


そういえば、何度見ても、血って見慣れないなあと思う。
たかがカラダの末端の切り傷でも、
案外しっかり血が通ってることにびっくりするもん。
よく、女は痛みや流血に強いって言われるけれど、
私自身はそうは思わない。
それとこれとは、まったくの別モノじゃないかな。

どんな状況でも、
私は自分に刃は立てられないだろうと、改めて思った。
自傷してでも愛を引き寄せるよりは、
ずっと閉じこもりっぱなしでいるほうがマシ。
たとえ拷問されても、たぶんすぐ白状しちゃうだろうな。
肉体を切ったり刺したりの痛みって、ほんと苦手。


宝塚みたいに、ガムテープで清掃しないとダメかな〜。
まだあちこちにコンタクトの破片が残ってそう。



♯♯♯



久しぶりに、SHUくんのCD(を落としてあるMD)を聴く。
夏に熱い歌を聴くのも、いいよな〜。
うん、なんか元気が出るような気がする。
でもやっぱり、生じゃない。
打ち込みの、いかにも無機質な音も、私には邪魔。
ロックなかっこいい彼には、あまり萌えないのかも。
もっと土っぽいほうがいいな。

定期がなくなって以来、
交通費の膨大さに、これまで以上に動かなくなったけど、
生じゃないと味わえないモノって、
確かにあるなあと思う。

キャラメルボックスの夏の新作も、
前売りが、早々に売り切れてしまったとのこと。
上川さんが出るから、しょうがないんだろうなー。
代わりにテレビやネットでも見られるようにするそうだけど、
仮にそうして見られても、
やっぱり、空気が伝わってこないような気がする。
再演を待つ、か。


2001年08月02日(木)
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