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■ 花火
花火大会…池田小の事件と同じ8人の子供を含む10人もの犠牲者が出てしまった。 一方は大きく騒がれ、今回のことはうやむやにされてしまうなら、 命の重さって平等じゃないんだなあと思わざるをえない。 報道が間違っていないならば、 人災そのものだと思う。
故意でなくても、 自分の身体の重さの一部で、 誰かの息を止めてしまったとしたら?
あの場にいた人、大会に関わった人全てが、 ある意味、加害者で被害者。 他人事、ではすまないだろう。 多くの人のなかで、傷になる事件ではないかと思う。
2歳の子供を他の人に預けて、 下敷きになった人を助けに行ってしまった父親。 この先、どれほど自分を悔やむだろう。 あの手を離さなければよかった、と。
新大久保の事件に思いが重なる。 やっぱり命の重さは平等じゃない。 優先すべき順位があって、当然だと思う。 子供、伴侶、親、兄弟、恋人、親友、知り合い、そして見ず知らずの人。
ただ助けたいと思った その熱血さゆえに いちばん大切なものを失った。 その痛みを思うと、 どんな言葉も、重みを喪う気がしてしまう。
2001年07月21日(土)
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