unsteady diary
riko



 むべ山風を

はらはらどきどきした試合。
あんな嵐のなかでも
人間って動けるんだ。

ピンチでも安定してる強さの川口。
危なっかしいところがもうまるでなくて
人間って変われるんだということに眼を瞠る。

踏ん張らなくちゃいけないとき
どんなアクシデントがあっても
さいごまで喰いついてゆく。
そういう人だけが勝てる。



【その2】


「マイ・プライベート・アイダホ」をなにげなく観る。
中途半端な気分なので、もう一度ビデオを借りて観るつもり。
映像が、風が不規則に吹きつけているみたいな不思議な感じだった。

「ギルバート・グレイプ」だったり
「太陽と月に背いて」だったり
それと似ているザラザラした感触の正体が気になる。

それにしても、大人になりきらない少年を、なんて美しく撮る人なんだろう。
リバーの人気が不動のものであるのが、少しわかった気がする。
キアヌも、綺麗で優しくて、そして残酷だった。

ストーリーは…。
雰囲気で進んでゆく映画は、説明しても陳腐になってしまう気がする。

2001年06月07日(木)
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