unsteady diary
riko



 今日もお休み

だいぶ風邪の症状がおさまってきました。
明日から恐怖の5連続日程(3だと思ってたら違った)を乗り切るために、
今日の予定もキャンセルして、安静にしてました。
西洋医学の薬ってすごいよね、ホント。
葛根湯あたりは、私は全っ然効きません。
風邪薬も市販のじゃダメ。
抗生物質をしこたま飲んでやっと。

体には悪いのかもしれないけれど、いまはとにかく薬を切らさず、
乗り切ろうと思います。
心配してくださった方、ありがとう。
倒れる前にどうにかなった(のか?)ので、よかったです。

「燃えよ剣」を読みました。
土方信奉者をつくる本らしいとは知ってましたが、
確かにそうかも。
うーん、でも私はひねくれ者なので、近藤さんの愚かさに惹かれてしまいました。
一本筋が通ってる人は強いと思う。
でも、そうできなかった人、気がついたら変質してしまって、誰かに愛想つかされるような人って、英雄じゃないぶん、かえって好きだったりします。

沖田が、彼が生きていると思いながら死んだらしい(ここらへんは創作なの?)ところが、救いかなあ。
しかし、沖田かわいすぎ。
私はもっとひんまがった、なに考えてるかわかんない沖田のほうが好きかも。
なんにせよ、司馬さんの文章って読みやすいのね。




―その2―

第一志望で他はもうやらないと約束して握手してきた(内定を受けた)という人の話を最近よく聞く。
その後断るときに、あのとき嘘をつきましたって言うのだろうか。

私は14日にほぼ行くつもりはないところから内定を出したいと言われた。
で、当然、当社の志望順位はどのくらいなんでしょうか?と聞かれた。

だから私は、金融を受けていること、他も見ないと決めたくないことを、正直に話した。
流通のなかではその1社しか受けてないし、その会社が好きだという気持ちはあるのだけど、第一志望ではないと、最初から申し上げており、それでもいいですよ、と笑顔で通過させてくれた人事の誠実さがあって、ここまで来た。
最初はつぶれかけの企業なんて…と批判的だった私も、
かなりその企業が好きになった。
行く行かないは別として、愛情ならある。
業績はいいけど傲慢な同業他社よりもはるかに。
だから嘘はつきたくない。
そういうふうに、正直に話した。

本来業界をまたいで受けているとなれば、その企業が本命でないことは明らかで、タブーとされる。
だけど、それを話してもなお、いろんなところをめぐってきてね、と言ってくれた太っ腹さが、とても素敵だと思った。
それに、ちいさなことだけど、風邪でどうしても咳き込んでしまう私に、あわてて席を立って水を汲んでくれた。
「氷が溶けてますが…」という言葉つきで。
こんな人になりたいと思う、そういうやわらかさが、あった。
私がこんなに失礼なことを言ってるのに、
「金融一般職が終わるのは6月くらいかなあ」と、けっこう多めに時間をくれた。
とりあえず5月末までに中間報告を、ということになったのだけども、
その時点で内定には結びつかないけれどある程度目処がつきそうなら、誠実におことわりしようと思う。
でなければ、あちらに迷惑がかかるのだから。

就活はキレイゴトばかりじゃないと、よく言われるし、事実そうだと思う。
私だって、志望順位をツッコまれると、多少の隠し事はする。
だけど、そのなかで最大限、相手の誠意にこたえられるように、努めたいと思うから、だからちゃんとお話をしようといつも思って受けている。
解ってくれるだろうと思う企業なら、特にね。
で、解ってくれないほど頭の堅いイヤな企業なら、まあ嘘つく罪悪感も多少軽くなるしね。(笑)

2001年05月15日(火)
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