6匹目の兎<日進月歩でゴー!!>*R-15*

2005年10月14日(金)   BT30題「17) 義体」

連続更新の1本目は、BT30題からスタート。

SACベースで、トグの語り。
この組み合わせは、書くと必ず、甘いカンジになる法則が発動します。

その法則通り。

この文も短いんですが。
やけに恥ずかしい仕上がりになりました。

・・・・・あ、まーーーーーーーーーーーーーいッ!!!!(某お笑い風に)


今、脱兎のごとく逃げ出したい気分です(笑)

一人羞恥プレイ、再びだわー・・・・・orz

























義体。

自分を抱き締めてくれるのは。
機械の身体。

それは、哀しいほどに冷たく。
そして、泣きたくなるくらいに温かい。




自分を守るように、何度も盾になってくれたのは、この身体だ。

広い背中。
厚い胸板。
力強い腕。

それがとても愛おしい。

生身とは違う、造り物の身体。
無機と有機の混じる、その器。
けれど、そこに息衝く温かなゴーストが。
自分を柔らかく包んでくれることを知っている。

義体という強靭な殻の中の。
繊細で優しいゴースト。

あんたは時々、義体であることに齟齬を感じているみたいだけれど。
俺は、その義体を愛おしいと想っているよ。
心から。


そう、心から。


そして。
この生身の身体で、あんたのことを守りたいと。
心の底から、想っているよ。






それは、絶対に口に出すことのない、言葉。
これが、己の中に眠るゴーストの、偽りない囁き。








END


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武藤なむ