| 2005年05月23日(月) |
11のお題 「気にはなる」 |
ナニをしてる訳でもないのですが(笑) ちょっぴり、恥ずかしいので、こっちでアップ。
悶々と悩む、乙女思考バトさんを書くと何でこんなに恥ずかしいのか? もぅ、頼むよ!バトさんたら!!
・・・って、バトさんに責任転嫁してもな・・・orz
自分がしっかりしろ。
だんだん、表で更新しづらくなっているカンジがする今日この頃・・・(汗)
バトーは共有室のソファに陣取り、相棒・トグサを見遣った。 視線の先のトグサは、イシカワと何やら楽しげに話し、笑っている。 その笑った顔、声。 視覚と聴覚からのその刺激に。 胸の辺りが、ざわざわと嫌な感触でもってバトーを苛んだ。
これは嫉妬か?
自分の相棒が、仲間と話しているだけの光景に。 何故、こんなに苛立つのか。
それとも、子供じみた独占欲か?
こんな感情は、とうの昔に生身の身体共に無くしたと思っていたというのに。 バトーは自分の考えに、内心で首を振った。
いやいや、そんなことはない。
相棒が仲間と話しているだけ。 ただ、それだけのこと。 ─────────とは、思うのだが。 知らず、表情が険しくなることにバトーは気付いてしまっていた。
何の話をしているのか。 自分と話している時も、あんなカオをしているだろうか。
埒もないことが、電脳を走り回る。 こんなことを考えていること自体、可笑しくはないか? という声がしたが、バトーはそれを無視することにした。
これは”嫉妬”なんかではない。 ましてや”独占欲”でもない。
ただ。 そう。 生身で、生意気。 迂闊なくせに、無茶をやらかす。 そんな相棒のことが。 その一挙手一投足が。
”気にはなる”
その程度のことなのだ。 バトーは、己の思考に蹴りを入れると、勢いよくソファから立ち上がった。 ジャケットを羽織りながら共有室を出るため階段を上る。 そこに、背後から声。
「旦那?どこ行くんだ」
トグサの声だ。
「外回りでもして、情報拾ってくる。ぼーっとしてんのも、暇だしな」
肩越しに振り返って、それだけを言い、バトーは止めた足を動かした。 それに、慌てたようなトグサの声と足音が追ってくる。
「待てよ、旦那。俺も行くって!」
「────お好きなように」
立ち止まらずに、歩き続けた。 トグサの軽い足音は、更に追ってくる。
勝手に笑おうとする口許も、バトーは無視することにした。
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