耳に馴染みのあるドイツ国歌が流れ、 ドイツ代表がピッチに散っていく。
カーンは2年以上の時を経て、横浜に戻ってきた。 もたれかかったまま動けなくなったゴールポストに 挨拶はしたのだろうか。
今日のドイツはあの時の面々と比べ、まだまだミスが 多く、世代交代も道半ばだと感じられた。
今、シーズン真っ最中のドイツと、既にシーズンオフに 入りコンディション的には落ちている日本代表。 主力メンバーをケガなどで欠き、ベストには遠い布陣。
出来れば、中澤や宮本、坪井らがどれだけ通用するのか 見たかった。中村の凱旋もある意味では面白かったろうに。
ピッチに立った日本代表は、精一杯戦っていた。 小笠原の動きは秀逸だったし、不安を抱えていたDFたち も最後の最後で踏ん張っていた。
バラックのシュートは素晴らしかった。あれはどうしようも ない。例え相手がブラジルであれイタリアであれ、あそこ から打たれてあの軌道を描けば、必ずネットは揺れる。
しかし1点めと3点めは防げた失点だ。 低いクロスに同じように飛びつき、ファンブルはしたものの 自分の手の届く範囲に落としたカーンはさすがだ。 楢崎が弾いたボールは、相手に詰められる距離を与えた。
終盤になり、1点でも取り返そうと前がかりになり、 カウンターを食らい数的不利になった。最初のピンチをしのぎ、 DFが戻ってきたものの、きちんと処理をしなかったために せっかくの戻りがムダになった。
ここらへん、きっちりとやらないと、予選でも苦労するだろう。 サッカーはミスを積み重ねるスポーツ。少しでもミスが少ない 方が勝つ。
それにしてもカーンの声はデカイね。 2階席に座っていたのに、聞こえてくるなんて・・・。
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