| 2004年04月06日(火) |
Arsenal×Chelsea |
どうだ、見たかっ!!
試合に勝った喜びよりも、アーセナルの勝ちを信じて疑わなかった 様々な報道に対して、サッカーって何が起こるのかわからないのだ ってことを証明できたことが嬉しかった。
ファーストレグでスコア1のドローに終わったとき、僕はこの日記に こう書いた。
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ホームのアーセナルから1点を取る実力はチェルシーに十分備わって いるし、プレミアの結果からもそれは証明されている。但し90分に 渡りアーセナルを封じるにはスペシャルな何かが必要だけど。チャン ピオンズリーグという舞台にそれはあるのかもしれない。
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今シーズン、もう何度も顔を合わせている両チームの戦いは、いつも のように始まった。アーセナルはビエラを中心に華麗なパスワークと スピードを披露し、チェルシーは素早いカウンターでゴールを狙う。 互いの戦術を知り尽くしているベンゲルとラニエリは、奇をてらう ことなく正攻法で勝負していた。アーセナルはチェルシー戦で結果を 出しているレジェスをトップに起用し、チェルシーは最近好調な ハッセルバインクを相性の最もいいグジョンセンと組ませた。
前半はお互いの攻めを消しあう展開が続いた。アーセナルDF陣は 集中を切らさずチェルシーの攻撃を単発にとどめ、チェルシーの 守備陣は早めのチェックで決定的なパスを封じていた。まあいつも この組合せはこんな展開になるのだが。。。
試合が動いたのは前半終了直前。セルフジャッジで一瞬動きを止めた チェルシー守備陣の隙を突き、見事なサイドチェンジからレジェスに ゴールを許した。アーセナルの攻撃をしのぎ切ったと油断した瞬間。 いつものように得点を許してしまった。
そして後半、スペシャルな何かが起こった。それはアーセナルが 守備的になったこと。ファーストレグで1点を奪っているアーセナル は、あと1点を奪って準決勝進出を決めるのではなく、チェルシーに アウェーゴールを与えない戦術を選んだようだった。それはこれまで の両チームの対戦成績や相性を考えれば当然のことで、僕がプレミア を観だしてからアーセナルのホームでチェルシーが勝った記憶もない。 そう、17試合もアーセナルはチェルシーに負けていないのだから。
しかしここはチャンピオンズリーグの舞台、ホーム&アウェーで 勝敗を決し、アウェーゴール2倍カウントのルールもある。
アーセナルはこのまま1点差を守りきれば当然ながら勝ち抜け。 1点を与えるとH&Aで2−2の全くのイーブンになり延長戦を視野 に入れ、もう絶対に失点できない状況になる。更にスコアが3−3に なるとアウェーゴールでチェルシーの勝ち抜けになる。 難しい選択だったろうけど、とにかくアーセナルの足は止まった。
攻めに人数をかけるチェルシー、後半からは守備も出来るパーカー に代えて守備をしないグロンキアを投入。さんざんチェルシーファン からは酷評を与えられているグロンキアだけど、攻めに集中するだけ ならばスピードはあるし怖い存在。クロスの精度はないけど、放って おくと自分でゴール前まで行っちゃう。
そして同点弾のきっかけを作ったのはマケレレ。守備はいいけど攻撃 参加の少なさやセンスのなさがビエラと大きな違いなんだよなぁ、 なんて言ってたらごめん、強烈なミドルシュートが相手キーパーの ファンブルを誘い、ランパードが押し込んで同点。同スコアながら 勢いは完全にチェルシーのものになった。
あと1点を失えば敗退が決定的となるアーセナルは思い切った攻めに 出られず、条件が同じとなる延長戦を狙ったように見えた。逆に ラニエリ監督は思い切って攻撃の要であったダフと最近絶好調な ハッセルバインクを下げ、ジョー・コールとクレスポを投入。 運動量だけで前線を活性化させようとしているのか?延長戦のことは 考えなくていいのか?この2人が途中交代で出て結果残したこと なんかないじゃないか?
でもこの交代が成功する。無鉄砲だと思える交代は今シーズン何度も 見てきたが、ラニエリ監督の選手起用はチームに勢いを与えた。 もう攻めてあと数分で1点を取るしかないんだ、と。 逆にベンゲル監督は相手は調子悪いとは言え一番怖いアンリを下げ、 ベルカンプを入れてきた。交代枠はあと2つあるのに使わなかった。 延長戦を考えた温存だったのか、少し弱気な采配に見えた。
試合終了3分前、最近はイージーなプレーが目立ち僕の評価を下げて いたブリッジがいきなり前線に飛び出し、グジョンセンと見事な ワンツーを決めゴール前へ。冷静にファーサイドに流し込んでゴール。 見事なゴールだった。嬉しかったよ〜、文句言っててごめんよ〜、 ブリッジ〜、って感じ。
最近僕が不満に思っていた選手が活躍してくれて、見事にチェルシー はチャンピオンズリーグ準決勝に進出しました。ただでさえアーセナル に勝っただけで嬉しいのに、それがこんな大舞台なんてね〜。 ラニエリの首もこれでつながっただろう。ミランもレアルも敗退した 大会なのだから。
準決勝の相手はデシャン監督率いるモナコに決定。デシャンは恩返し したいに違いない。本当はレアルとやりたかったな。全力で来る相手 よりも強豪の足元すくう方が簡単だから。
夜中起きてるのはこれで最後かなと思ってたチャンピオンズリーグ。 また観なきゃいけなくなったよ、嬉しい悲鳴だけど。 もしかしたらチェルシーが。。。なんて書くと夢に終わりそうだから 止めておこうっと。
数日に渡って書いた日記だから、わけわからんことなってる。。。
Arsenal 1 - 2 Chelsea
Arsenal Goalscorers: Reyes 45 Squad: Lehmann, Campbell, Cole, Vieira, Ljungberg, Lauren, Pires, Toure, Edu, Reyes , Henry (Bergkamp 81) Unused Substitutes: Stack, Keown, Clichy, Gilberto, Wiltord, Kanu Booked: Lauren (36)
Chelsea Goalscorers: Bridge 87: Lampard 51 Squad: Ambrosio, Melchiot, Terry, Bridge, Gallas, Makelele, Lampard, Parker (Gronkjaer 46), Duff (Cole 82), Gudjohnsen, Hasselbaink (Crespo 82) Unused Substitutes: Sullivan, Huth, Geremi, Mutu Booked: Gallas (10) , Hasselbaink (15) , Cole (84) Referee: Markus Merk

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