空色の明日
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2011年10月30日(日) 過去からの手紙

昨日、県内のとある私とあまり縁のなさそうな
町役場から一通の封筒が届いた。

なんだ?とあけてみると内容はこうだった。

その町の町営グランドとなっている土地が
大正時代に元々の持ち主だった人たちから寄付されたのだが
きちんと登記変更されていなかったらしく
今頃になってそれが発覚ししかたなく
当時の持ち主(なんと100名弱)の
相続人に同意を求めるというものでした。
(相続人は900人近いらしい)

もともと田んぼだったらしいその土地の
持ち主100名弱のうちの一人が
私の曾々祖父だったそうで
(ちなみにその人は江戸時代生れだそう)
曾祖父も祖父も父も他界した今
母と私と弟を含む親族が相続人となっているらしく
その江戸時代生まれの曾々祖父からの家系図が
見事に調べ上げられこんな離れた場所に
嫁に来ている私のもとにまでそれが送られてきたわけです。
いやぁ、役所ってすごいね。
なんだかんだいってちゃんと保管されてるもんだね。
そんな160年も前の情報がさ。

父が亡くなった時に、父の戸籍に関する書類が
いろいろと必要で曾祖父までの家系の情報は
わかっていたのだけどそれより前のことは
もうわからないだろうと思っていただけに
なんだかその曾々祖父からお手紙をもらった気分。

もしくは、父があっちへ行って
「もうちょっと家族のこと説明しとくべきだった」と
ご先祖から説教されこれを送ってきたのか。

実は我が家はその家系図によると
一応その家の本家にあたるらしい。
祖父がいろいろとやんちゃな人だったので
家を追い出されちゃったので
祖父の兄弟が仏壇やなんかは守ってくれてるのだが。

そんなわけでそんなやんちゃな祖父の
あらゆる大人の事情による
会ったこともない叔父や叔母がいっぱい載った
そんな家系図が他の親族の元にも
送られているのかと思うとちょっとやっかいだ。
まぁ、私たちは知ってるのでいいのだが
万が一親族で良家に嫁いだ人などいたら
とても迷惑なものが届いたことになる。
私が言うのもなんだが誠にもって申し訳ない。

というわけで、あんまり戸籍にいろいろと
ややこしいものを残すと後々(100年以上未来)の人にまで
あれやこれやと詮索されてしまうのだということを
今回身を以て感じた。
いやはや、私も祖父のことをあまり言えない立場である。


安藤みかげ