空色の明日
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結局この一週間は金曜以外寝たきり。 座るとこたえるのでTVの前に布団を敷いて 録りだめしてたTVを毎日見てました。
NHKでやってたYMOのライブよかった。 散開後、何度かライブがあって そのたびに曲のアレンジが変わって その時々の彼らのとらえ方なんだなぁと 思いながら見ていたのですが 今回のが一番す〜っと入ってきたなぁ。 原型にかなり近く、だけど気負わないかんじが 今の私には一番しっくりきた。 「RYDEEN」が一番はっきりわかる。 あの「どうだ!」って感じの曲を 「懐かしいからやってみるか」って はにかみながらやってるかんじが。
それにしても本当におじいちゃん達だよね。 特に細野さんは(笑) それでもユキヒロさんはおしゃれ番長だから ビシッとネクタイしめてドラム叩いてる姿は かっこいいなぁ。 たぶん彼がドラムを叩けなくなったら ステージで3人そろった姿も見れなくなるのだろうな。
教授はあいかわらずプロフェット5を ステージに持ってくるんだな。 あれにしか出せない音があるのか それともあれがYMOの原点だから持ってきてるのか 今の携帯よりも機能がアナログなのに それでもあの楽器はYMOの代名詞みたいなものだし。
なんてことを考えながら見てました。 10代に刷り込まれたモノの影響は大きいです。
あとはやたら小林薫さんをあちこちの番組で 見るのだけれどあの人の関西弁は きちんと役に合わせて使い分けられていて 本当にリアルだなぁと思う。 どこの地域にも商売人と職人と銀行マンが それぞれの言語をしゃべるように 関西弁にもやっぱり使い分けがあって 「カーネーション」のお父ちゃんの 喋り方は男のプライドからくる面倒くささや いけず(いやがらせしたりするいやらしさ)や 素直じゃないかんじが恐ろしくリアルだ。 セリフの上に載ってくるイントネーションや 巻き舌加減には関西人の私が見てもそう感じる。 京都の出身ということだから その辺は本当に練り上げられて 仕事に挑まれてるのだなぁと思う。 そうかと思うと「深夜食堂」は飄々とした あの雰囲気はやっぱりあの人にしか出せなくて 毎週、夫婦で楽しみに見ている。
関西弁といえば、今回のぎっくり腰でも お世話になっている近所の鍼灸院の先生は 年齢は私とそんなに変わらないのだろうけど 非常に懐かしいような昔からの関西弁を使う人です。 その先生の話し方で一番好きなのが 「ここが特に痛いんです」というと 「よっしゃ、わかった」と答えるところです。
この「よっしゃ」という言葉は 「了解した」とか「完全にわかった」というような 理解したことを強調する意味があって これをいわれるとなんだか すべてを理解して「まかせとけ!」と言われたような そんな気持ちになって安心するのです。
これを「そうですかぁ、それはつらいですね」 なんて言い方をされたらなんだか ちゃんと治してくれるのか不安になるのですが たぶん私がいつもその先生のところにいくのは この「よっしゃ」のせいなのではないかと思うのです。
関西以外の人と話をするといつも 「みかげさんってあんまり関西人ぽくないですね」 といわれるのですが 普段はもちろん関西弁で話をしてるのですけど こういう「よっしゃ」みたいな 昔からある言葉と違って 関西弁もだんだん現代風に変化しています。 でもやっぱりこういう古くからの言葉を聞くと 安心するということは 私もそういう言葉を大事に残していかないといけない そういう世代なのだなとふと気づいた瞬間でした。
安藤みかげ
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