空色の明日
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最近近くにラーメン屋さんができました。 30代前半ぐらいのお兄さんが一人でやってるお店なんですが、 麺もだしもこだわっていてグルメ雑誌が最近こぞって取材に来るお店です。
もともとこのあたりにはろくな食べ物屋さんがなかったので、いい店が できてよかったなぁって思っていました。 でもこの店はお兄さんが本当にかなりこだわりの人らしく、まるでガチンコの ラーメン道みたいにラーメンを作り出したら電話が鳴ろうが、絶対とらないし、 お客とも喋らない。 一度にたくさんまとめて作ったりしないで、せいぜい3〜4杯を初めから 終わりまで作り終えないと次の注文を聞かないという真剣さ。 こういうの、少し苦手だなぁとも思っていました。
昨日ふと、そのラーメンが食べたくなり、自転車で夜な夜な行ったらなんと 店が閉まっています。 そして表に「だしの出来が悪いので休みます」と貼り紙。 なんだとーーーーーー!!!!!
こういうの嫌いよ!!!! だってプロでしょ! だしの出来が悪いって自分の恥さらして情けないと思わないか。 なんか最近こういうの多いでしょ。 だしが調子悪いと開けないことにこだわりを見せてると勘違いしてる店。
確かにマズイものを出すのは失格。 でもそれ以前にあいてると思って来る客への謝罪とかないのかよ。 まるで店を閉めることが偉いかのような貼り紙。 1回この貼り紙を貼るごとに自分の登ってきた階段が1段下がるということを ちゃんと自覚して貼って欲しい。
ちなみにラーメン道のあのお店はしゃべる事も禁止らしいけど、 集中しなきゃ作れないなら密室作ってそこでラーメン作れよ。 食は快楽。 自分の好みに合わせた食べ方をしない限りその快楽はいくらかレベルダウンする。
安藤みかげ
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