空色の明日
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店に新しい冷蔵庫が入ったので配置替えをしてた時のこと。 ふと外に目をやるとなんと外が金色! 台風とかちょっと変な天気の時の夕焼けって時々こういう金色。 ハチミツの中に浸っているようなちょっと香ばしい気持ち。 外に出てしばしその金色の中で深呼吸。
ふと東の空を見上げると、そこには虹が! 前に虹を見たのはいつのことだろう。
「虹が出てるよ!」と店のみんなに声をかけたけど誰も見に来ない。 たかが虹・・・・。
あー、みんな損な人たちだな。 だって虹は見たくても見れるもんじゃないんだよ! 見れる時に見ておかないと今度いつ見れるかわからないんだよ!
見たからといって何があるわけじゃないけど、少なくともしばらく その虹をみた感動で心があたたかいじゃない。 だって虹は大人になってもやっぱり不思議な不思議な物体。 子供の時の気持ちと同じ気持ちで見上げられるんだから。
その時にしか見られないもの。 それに出会うことが私は一番の幸運だと思う。 だからそういうものをできるだけ人よりたくさん見たいと思う。
そんなことを考えながら一人いつまでも金色の中で虹を見ていた。
安藤みかげ
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