空色の明日
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2001年09月09日(日) 私のベトナム

お昼に、久しぶりに会う友達と近くのベトナム料理のお店でランチ。
彼女は外大でベトナム語を専攻していたちょっと変わり者。
でも彼女のおかげで今のベトナムブームのずっとまえから
ベトナムは私にちょっとだけ身近な国だった。

彼女はほとんどお化粧をしない。
私の周りには結構お化粧をしない人が多い。
お肌が敏感だという理由もあるけど基本的に嫌いらしい。
その気持ちはなんとなくわかる。
自分自身がどういう人間であるかわかっているからだと思う。
なにも上塗りしなくてもちゃんとキャラクターがあって
それを自覚している。
そうなるとむしろみんなと同じように塗った白い顔は
無駄な蓋になってしまうのではないかしら。
だから蓋をしないそんな彼女の強さと、蓋をしなくても
中身を撒き散らすことなくおさまっているつつましさが好き。

塗ったり落としたりして調節する必要なく自分をコントロール
できる人だからそれでも素敵なんだなと感じる。

そんな彼女にはベトナムのアオザイのナチュラルな色がとっても似合う。
そして「ベトナム語の発音の音の柔らかさがどの言語より気に入ったから」
というベトナム語専攻の理由もとても彼女らしい。
ベトナムという国が本当に似合う人だ。
私のベトナムは彼女の中にある。


安藤みかげ