空色の明日
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2001年07月11日(水) 火と水と風を扱える人

体のためにも地球の為にもお財布のためにもなるべく
クーラーは使わないでいたい。

幸いこの街は海が近く風が止まることがあまりない。
この風を上手く家の中に流すのにはテクニックがいる。
とにかく家中の窓を開ければそれでいいかというとそうではない。
上手く風の吹く方向に沿って入り口と出口を作ってやり、
それ以外を締めると勢いよく風が通り抜け、涼しさが増すのだそうだ。

一応に4面とも窓があるが、なかなかそれを上手く使いこなせない。

私の憧れは「火・水・風を上手く扱える人」。

幸田露伴がある日、雑巾がけをしている娘の文さんに、
「水を侮ってはいけない。こんなにバケツに並々と水を入れては
雑巾を洗う度にこぼれて周りを水浸しにしてしまうだろう。
水は手ごわいのだぞ。」というようなことを話したそうだ。

そう、水も火も風も手ごわい。
BBQや飯ごう炊さんで上手にスマートに火をおこせる人なんか
尊敬してしまう。
ああいうのをみると、ガールスカウトでも入ってればよかったと思う。
火をおこすことはおろか、強めたり弱めたりすることもできない。

ガスコンロと水道とクーラーで育った私はどれもスマートに
扱えないでいる。
火はなかなかチャンスがないので上手くなる自信はないけれど
水と風はただいま格闘中。
今度実家に帰ったら祖母の動作をじっと観察してしまいそう。


安藤みかげ