空色の明日
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2001年05月05日(土) 「毛皮のマリー」

ゴールデンウィーク気分満載の梅田へ。
美輪明宏&及川光博の「毛皮のマリー」を観に行きました。
お芝居はひさしぶりです。
それにしても私ってばほんとこういうオドロオドロしいのばっかり観るよなー。
もうちょっとフレッシュな劇団とかのやつ行けよと思うのですが、
どうも現実的なお芝居より、なるべく非現実の世界のやつを観たいと
思うのはやっぱり夢を舞台に求めるからでしょうか。

それにしてもこの「毛皮のマリー」は行ってよかった!!
キャッチコピーが
「さあ、さあ、お立ち会い!鬼が出るか、蛇が出るか…
何が出るかは、はいっ、見てのお楽しみ!」

まんまでした。
鬼より蛇より恐ろしいものが続々登場!

この作品は寺山修司が美輪明宏の為に書いた作品だけあって
やっぱり美輪さんにしか出来ない作品でした。
他のキャストもこの人にしか出来ないという難しい役を
見事に当てはめられてて1人1人がとっても生きてました。
一番素晴らしかったのは若松武史さんです。もう今回NO1です!!
この人はオカマ役やらせたら日本一です!!!

麿赤兒さんもさすが舞踏が専門だけあってあのイカツい顔からは
思いもよらないしなやかでキレのいい動きで舞台人を痛感!!

それから朝の連続テレビ小説「オードリー」でタイガーウォン役をしてた
菊地隆則さんが出てたのにはびっくりしました。
彼もぴったりのワイルドな役でした。

そしてそしてミッチー!!!!
はじめて生でみましたよ、ミッチーを!!
顔でかっ!!!
白塗りしてたので余計でしょうけど体が以外と小さくてその割に
顔が大きくてびっくりです(笑)
終わってからトイレで鏡に映る自分を見て「顔ちいさっ!!」って
思ったぐらいなので、やっぱり彼は顔大きいです。

少年のような役ですがあれもミッチーにしかできない役でした。
でもいつもはオーラを放ってるミッチーも美輪様の存在感には
やっぱりかないませんでしたね。

衣装もワダエミさんだったのですごく綺麗でしたよ。

とてもお子様連れではいけない内容でしたけど、ほんとに退屈しませんでした。
2時間半、休憩ナシでびっしりありましたけどずっとクギヅケでした。
できるならもう1回観たいくらいです。

チケットをとる時も結構苦労しただけあって、追加席まで出して満席でした。

やっぱり舞台を専門にやってる人のお芝居は付け焼刃の人とは全然違いますね。
自分を取り囲む空気をまとってお芝居してます。
そのまとった空気がだんだん大きくなって舞台いっぱいになり、
会場いっぱいになって見ている人はその人の息使いにまで集中するくらい
ひきずりこまれます。
それを強く感じたのは麿さんと若松さんでした。

お芝居って映画と違って予告もないから行くまでどんなのか全然わからないですね。
でもその代わり、自分の中でいらぬ想像を膨らませず素直に見れるので
よかった時には本当に震えるくらい感動します。
だからまた見に行きたくなるのよね。


安藤みかげ