空色の明日
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昨日の夜、山瀬まみの出てるニュース番組を見てたら オヤジ評をやっていた。 覆面妻が自分の夫のオヤジ加減をぺちゃくちゃ喋っている。 やれ臭いだの汚いだの・・・。
ああいうのを見る度なさけなくなる。 オヤジがではない。妻たちが。
お父さんが絶対的存在でなくなってしまったのは 果たして本人達のせいだけなんだろうか。 働いてる姿を見てないからというけどそれで得た成果である お給料は見てるじゃないの。 しかも握ってるじゃないの、妻たちが。
私の父は別に出来た人でも何でもなかったと思う。 デブでもハゲでもなかったけどガニ股だし、お風呂はカラスの 行水だし、チビだし・・・。 だけどバカにしなかったな。 なぜなら、それは母がいつも父を尊敬していたから。 上手に上手に「お父さん」をたてていた。 何か買ってもらって嬉しい時「お父さんに見せてきたら」と 母が言う。 嬉しそうに「お父さん、これ買ってもらった」と見せると 父もそれなりに嬉しい。 本当は「お父さん、これ買わせてもらいました。ありがとう」と 言えば最も優秀なんだろうが。
私が子供の時からそんなふうに母はいつも父を家の一番上に 押し上げていた。 彼女の父(私の祖父)は奔放な人で家を出て行ってしまった。 でも彼女はその分、夫を大切にしようと思ったらしい。
子供達が親を抜いてしまう時期がきて親が少しだけ子供に 頼ったりする様になってもやっぱり父はこそばゆそうにしながら 家の長に君臨させられている。
話は戻りますが、妻がバカにしたら誰がお父さんを尊敬するでしょう。 毎日働いてちゃんとお給料を家に持って帰ってくる、それ以上 何を望むのでしょう。 汚いとか臭いとか、そんな人を選んだ自分はどうだというのか。 ああやって公共の電波で自分の夫をけなしている人を見ると 「私はこんなにとんでもない人を選んだバカな女なの」と 言いふらしている様にしかみえないのです。
安藤みかげ
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