空色の明日
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「好きな音楽ジャンル」を書く欄に、私はいつも「歌謡曲」と書く。 子供の頃からクラシック、テクノ、ニューウェイブ、パンク、ブルース、等々 かなりいろんなジャンルを聴いているけれど私の音楽のルーツは ピンクレディーなのだ!
当時のピンクレディーは当時最高の作詞家、作曲家、振り付け師によって 作りあげられていた。 今聴いても曲の中に「捨てる部分」や「聞き流す部分」が一切ない。 1食3万円の豪華フルコースみたいな出来だ。
歌謡曲というのはミュージシャン中心でなく売れる事中心に作られる。 つまりバンドなんかだと自分で作って自分で演奏するようなところに 重点を置かれるので弱点もそのままひきずっていく事が多い。 それが歌謡曲はプロデューサーも曲を作る人も演奏する人も全部、その時々に寄せ集めるので毎回「旬」を売れる。 そう言う意味ではそのアーティストのベストを常に見聞きできるわけです。
「誰々だから」って名前でCDを買うよりは「この曲が好きだから」と 買うほうなので常においしいものが欲しい。 そんな私は歌謡曲が一番おもしろい。
私が小泉今日子さんを好きなのは、ジャンルを決めずにその時一番彼女が カッコイイと思ってるものをやっているから。 小泉さんと同じようなグルーブでいれば毎回タイムリーなサウンドを聴かせてくれる。 あそこまでゲストミュージシャンに凝ったりプロデューサーを豪華にすると もう歌謡曲と呼ぶのも申し訳ないぐらいだけど、私の中ではとても誉め言葉 のつもりなので勘弁してください。 でも、それが出来るのも彼女がアイドルだから。 キョンキョンが頼んできたら断れないよ、やっぱり。
私も音楽をやってた時は歌謡曲みたいなのをテーマにやってました。 (関西ローカル雑誌 「○ーツリージョナル」編集長に会った時に「どんな音楽やってるの?」と聞かれて「歌謡曲」と答えたら鼻であしらわれた事が今でも納得いかない。) 結局日本人が好きなのはああいうメロディーがしっかりしたものだと思う。 私のいっしょにやってた人は小泉さんのアルバムに曲が採用されたような人なので(実は私が昔、歌ってた曲だったりする)クオリティは高し。 「そんなこというなら聴かせろよ」という方は http://www.geocities.co.jp/Broadway-Guitar/4843/sc.html 「アイシカタ〜」「嘘つき〜」の2曲は安藤の声入り。
歌謡曲と名付けると、いろんな曲調やジャンルを節操なくやっても文句を言われない。 やってる方も聴いてる方も飽きないと思う。 バイキング料理みたいに好きなものを好きなだけ楽しめるなんとも都合のいいジャンル名だよね、そう考えると。 これからだって歌謡曲を愛しつづけるよ。私は。
安藤みかげ
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