紫
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午前中は惰眠をむさぼり、午後からは役所へ行きました。
きょうは母もいっしょです。
休み明けのせいか、それとも異動の多いこの季節のせいか、役所はとても混雑していました。
つい2日前。
ひとりで「死亡届」を出しにきたときのことを、感情といっしょに思い出しながら、世帯主の変更などの手続きをして、きのう、母と歩いた商店街まで買い物に出かけました。
母は、父のいたころと同じように買い物ルートをたどり、父の好きだった「ちりめん山椒」を作るために材料を買い揃え、さんざん父の悪口を言ったあと、「つい2週間前までは私のために風邪薬を買ってきてくれていたのになぁ……」とぽつりと言いました。
母の一言ひとことに、むせかえる気持ちをこらえながら、ふと気づきました。
これまで、肉親を亡くした友にかける言葉は見つからず、自分の非力さを嘆いたことが何度もあったけれど、かける言葉なんて、どうでもいいのです。
どんな形にせよ、友から送られてくる言葉や気持ちたちが、どれほど遺族を慰めるのかを、初めて知ることができました。
私って、こんなに弱ったっけ?
まだまだ悲しみがあふれてくるのは当たり前?
急すぎた父の死を、いちばん受け止められていないのは、もしかしたら私なのかもしれません。
でも、私は泣いている場合ではありません。
まだまだ、私にはするべきことがたくさんあるのです。
おやすみ。
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