紫
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古巣で仕事の日々が続いています。
山登りをするときとほぼ同じような服装で行っていますが、社員のときは、ほぼ毎日、スーツで会社に行っていました。
これって、新卒で入った会社での教育の賜物(?)でしょう。
「いつ、何が起こるかわからないから、スーツを来てこい!」
女性初の営業社員として入社した私。
男性は上下スーツにネクタイだけど、私はどんな服装をしていっていいのかまったくわからず、入社早々は、入社式に合わせて買ったスーツを着まわしていました。
会社にも慣れ、初夏にさしかかり、ジャケットをはおるには、そろそろ汗ばむ季節になったころ。
ブラウスとスカートで会社に行きました。
スーパーで会ったほかのメーカーの女性営業さんが、やはりブラウスとスカートで営業をしていたのを見かけたからです。
朝の掃除を終えて、机に向かって1日の行動予定を書いているところに、私の教育担当の怖い上司がやってきました。
「お前、上着はどうした?」
「え、きょうは暑いので……」
「ばかやろーっ! 何を考えてんだ! 取りに帰ってこいっ!」
いきなり大声で怒鳴られました。
周囲がシーンとなったなかを、私はあわてて家にジャケットを取りに帰り、そのあと、私を怒鳴った上司と合流して、営業に出たのを覚えています。
今から考えれば、営業を職としていた私はスーツで仕事に行くのは当たり前。
そういう常識が、身についていなかった新卒時代。
そういう社会の常識を教えてくれた先輩・上司に今は感謝しています。
「あの人がこうしているから、私もしてもいいんだ」
なんて甘い考えかたをしているようでは、いけないということですね。
それでも、もうスーツはなかなか着られません。
あ、着られない…というより、入らなくなったというほうが、適切でしょうか。
おやすみ。
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