紫
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| 2004年11月23日(火) |
神話の里、高千穂。夜神楽を見る |
8時。
3日間もお世話になった友の家を出発しました。
まだ眠そうな友と、華奢(きゃしゃ)なおばあちゃんに見送られて、小林を後にしました。
「行ってきます」と車の中から叫んだら、「行ってらっしゃい」と返ってきました。
うれしい気持ちが心のなかいっぱいにあふれます。
さて、きょうから一人旅。
今回の旅の目的である「高千穂」まで行きます。
なぜ高千穂なのかは、さておき、10号線をひたすら北上し、日向(ひゅうが)に到着。
海岸沿いを走り、神武天皇が東征に出航した港のある美々津の保存地区を通り、海を眺めながら少し休憩。
それから、牧水記念館に向かいました。
歌人・若山牧水は、私が生まれて初めて「短歌」に感動した石川啄木の最期を看取った人です。
旅と酒を愛した牧水。
その息子の名は「旅人(たびと)」というそうです。
「ふるさとの尾鈴のやまのかなしさよ秋もかすみのたなびきてをり」
尾鈴山を見ながら詠んだ有名な歌です。
彼の生涯のエピソードに、牧水という歌人をもっと知りたくなりました。
館長さんといっしょに、牧水と啄木について、ほんの少しお話をしたあと、高千穂へ向かいました。
車1台がやっと通るくねくね道をゆっくりゆっくり走りながら、今日の宿「高千穂ユースホステル」に到着しました。
今日は、勤労感謝の日。昔で言えば収穫を神様に感謝する「新嘗祭(にいなめさい)」。
高千穂神社では、年に一度の夜神楽が開催されていました。
ユースで知り合った考古学が好きな小学校の先生親子に連れられて、高千穂名物の夜神楽見物。
天照大神(アマテラスオオミカミ)が素戔嗚尊(スサノオノミコト)の乱暴な振る舞いに怒り、天の岩戸に隠れた際に、天鈿女命(アメノウズメノミコ)が岩戸の前で面白く舞ったのが始まりと言われています。
毎年11月〜2月にかけて、各集落で神楽が行われるとか。
高千穂では、11月22〜23日の夜に行われているようです。
獅子舞が、夜通しで集落の一軒一軒の家を、お布施をもらいに回るそうです。
「よく来たよく来た」ということで、かなり飲まされるとか。
お酒の弱い人は、すべての家を回ることができず、どこぞで眠りこけてしまう人もあるとか。
でも、みんなが楽しみにしている祭りなんだな、と地元民の話を楽しく聞きました。
22時半ころに終わってユースで戻り、少しのおしゃべりをして、消灯。
今日もいい1日でした。
おやすみ。
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