紫
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10日。
母の誕生日でした。
今年で還暦を迎えます。
誕生日をあまり祝う習慣のない我が家。
いつものように何も考えず、遊びの予定をいれていました。
それでもやっぱり還暦は特別と思い、帰りがけに何か買って帰ろうとしたけれど、遅くなったため、店も開いていません。
せめてお金でも、と思ったけれど、それもすっかり忘れて家に到着。
朝の早い両親は、もう熟睡中でした。
なんとなく、ほっ。
その日はそのまま、ビールも飲まずに眠りました。
翌日、朝ごはんを食べようと電子ジャーを開けると…。
「あ…、お赤飯…」
何も言わなかったけれど、母は母なりに自分の還暦を祝っていたのです。
少しの後悔。
きっと、母は寂しかったはず。
でもいまだにまだ何もしていません。
気持ちだけで十分にうれしいものとは知っているけれど、その気持ちも表に出していません。
さて、私はいつ、母の還暦を祝ってあげられるのでしょう。
はぁ…。大きなためいきをつきながら。
おやすみなさい。
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