椰子の実日記【JOYWOW】
2004年05月06日(木)
呼吸合わせ
翻訳をしていて、最初のうちはなかなかエンジンが かからない。自分の作品を書くときとは、全く違う。 自分のときには、やはりテーマによって、若干 文体を変えている。『スロビ』『語ろう』『リーダー シップ』いずれも変えている。読者にはわからない 程度の違いだが、自分では、やはり、テーマに よって、文体というものはハマるものと違和感の あるものとがある。Surfin'はこれまた、全く 違う。あれは印刷されることを前提としていない。 あくまで電子媒体、メールマガジン版の文体 である。 翻訳もまた文体探しから入る。 『パーミション』と『買いたい心』とは全く 違う文体で書いている。これは著者のキャラクター が違うから当然で、もちろん、著者の英語のリズム、 文体も違う。 で、まず、翻訳を始めるときには、原著者のもつ 呼吸とか、身体のリズム感と自分のそれを合わせる。 合うまではごつごつした翻訳になる。この呼吸感 というか、リズム感が合うまで、しばらく体力を 使うのである。現在、次の翻訳の原著者と呼吸合わせ の最中で、苦労している。
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