神宮球場で行われる学生野球は
５回終了後のグランド整備の際、アオダモ資源育成の会による
ＣＭが流れる。バットの材料となるアオダモを育てようというものだ。
しかし皮肉にも、目の前でバットが折れるシーンを何度も見る。
私はスコアを付け始めた頃から、バットが折れる度に
くせで「バキ」という文字を打席のところに書く。
今年の全日本大学野球選手権は特にバットがよく折れた。
神宮球場で開催された全１７試合のうち１６試合を観戦し
数えたところ・・・
１３本
１試合１本には至らなかったが、そのペースだ。
「バキ」とか「ミシ」という音を本当によく聞いた。
１試合最多奪三振ならぬ、最多バキ数を勝手に表彰する。
■近大１２−１中央学院大
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�� ６回表 近大の攻撃 ９番和田 ファーストゴロ
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■八戸大４−４創価大(おまけ)
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�� ６回裏 創価の攻撃 ６番高口 ショートゴロ
以上４大学は北海道の天然林にアオダモを植えてきてほしい。
昨年夏、日米大学野球の横須賀スタジアム開催で
見事にバットを真っ二つに折った選手がいた。
東北福祉大の根元俊一だ。
試合後、そのバットはベンチ横に寂しく置いてあった。
「このバット、どうするんですか？」
「持ってても仕方ないんで捨てますよ」
せっかくなので折れたバットのグリップ側をもらった。
一年近くたった今でも、当時のまま腐らずにある。
根元の使っていたバットのグリップ側写真
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