ノート

2003年12月03日(水) 本音を伝えたい

最近、ビデオを整理していると
今夏の甲子園決勝が出てきました。
あれから3ヶ月近く経ちますが
思わず頭の中に浮かんだ、ある言葉を思い出しました。

「プレッシャーはない」
開幕を前に、常総学院・松林康徳主将はこう言っていました。
押し寄せる報道陣、勝つ度にふれられる
木内監督の勇退について。
・・・プレッシャーはあったはず。
これは暗黙の了解でした。
だから、もし優勝したら、どんなことを言うか
密かに楽しみにしていました。

そして、優勝後に出た松林主将の言葉は
「負けるのが怖かった」
それと同時に流れた大粒の涙は
一気に緊張が解けた証。
プレッシャーは無いという仮面をかぶりながらも
思わず“本音”が出た瞬間でした。

この言葉が、私の今季最も印象に残った言葉です。
今トップページでは「ことばたち」という企画で
毎日1つの言葉を取り上げています。
なるべく“本音”に近い言葉を、選び抜きたいと思います。


 < 過去  INDEX  未来 >


やじまん [MAIL] [HOMEPAGE]