最近、ビデオを整理していると 今夏の甲子園決勝が出てきました。 あれから3ヶ月近く経ちますが 思わず頭の中に浮かんだ、ある言葉を思い出しました。
「プレッシャーはない」 開幕を前に、常総学院・松林康徳主将はこう言っていました。 押し寄せる報道陣、勝つ度にふれられる 木内監督の勇退について。 ・・・プレッシャーはあったはず。 これは暗黙の了解でした。 だから、もし優勝したら、どんなことを言うか 密かに楽しみにしていました。
そして、優勝後に出た松林主将の言葉は 「負けるのが怖かった」 それと同時に流れた大粒の涙は 一気に緊張が解けた証。 プレッシャーは無いという仮面をかぶりながらも 思わず“本音”が出た瞬間でした。
この言葉が、私の今季最も印象に残った言葉です。 今トップページでは「ことばたち」という企画で 毎日1つの言葉を取り上げています。 なるべく“本音”に近い言葉を、選び抜きたいと思います。
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