ノート

2003年10月15日(水) 選手を追いかける

9月25日、約3年ぶりにプロ野球を見に行った。
ダイエー和田毅が東京ドームで先発登板すると知り
今更だが初めてプロの和田を見に行った。

はじめて和田を見たのは97年夏。
たまたま見ていた高校野球中継に釘付けになった。
彼のどの部分に惹かれたのかは、あまり覚えていない。
だが、何か惹きつけられるものがあった。
サヨナラ負けだったが、2年生バッテリーと知り
これは来年も来るかもと思っていた。
案の定、和田擁する浜田は98年夏にも
甲子園にやってきた。
まさかまさかのベスト8進出。「ミラクル浜田」と
呼ばれていたのが懐かしい。

和田が早稲田大学へ進学すると知り
そのまま早稲田ファンになる。きっかけは意外と単純。
まさかその頃、プロにいくような選手だとは
思ってもいなかったので、早稲田での和田の活躍は
とにかく驚きの連続だった。
「あの和田が・・・」とにかく信じられなかった。

ダイエーホークスのユニフォームを着た和田を
どうしても1年目のうちに見たかった。
9月25日は和田にとって「復活登板」の日。
2軍調整後初の1軍マウンドに立つ日だった。

日ハムのスタメンには小谷野の名前があった。
小谷野栄一。小谷野は和田との対決でスカウトの目にとまった選手だ。
大学野球選手権、早大vs創価大。
http://catchball.fc2web.com/0616.htm
小谷野は3番バッターとして、和田から4安打をマーク。
その試合を見ていた私は、小谷野の名前に思わず反応してしまった。
しかし1年経った今回は、和田が3打席とも完璧に抑えた。
特に2打席目は3球三振。全くタイミングが合わなかった。
この試合でこの対決が1番面白かったしゾクゾクした。

こういった過去の対決を知っているからこそ
また、ある一人の選手を長く見てきたからこそ味わえる
野球の楽しみ方がある。
プロ野球を見ながら、そう思った。

和田のプロ入りが決まった頃と同時期に
ある選手が早稲田への進学を決めた。
彼もまた、高校時代から私を虜にしてくれた選手だ。
私の“追っかけ”はまだまだ続く。
これから彼が出る試合で、どんな選手との対決が待っているか
考えるだけで、またゾクゾクしてきた。


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