| 2001年06月07日(木) |
早慶戦を終えて-早稲田サイドから- |
私は早慶戦まで,早稲田の試合を3試合見た。 1勝2敗。この結果が悔しかった。 おまけにこの1勝は東大相手でむこうの自滅だった。 「私が行くと・・負けるの」と何度も友達や家族にこぼしていた。 行くのをためらったことも何度もあった。 私が見た次の日は勝った。前の日は勝った。 そんなことばかり。 だから,この早慶戦では絶対に勝ってほしかった。 ---------------------------------------- 鳥谷3冠へ 誰もが気になること。 私も気になっていた。あと何本打てば大丈夫? しかし,早稲田は鳥谷が全てではない。 ここまで打率.300の伊藤。鳥谷の5割に隠れていたが 悪くはないと思う。まして,外野手争いの激しい早稲田にとって ここまで残してくれるとは監督も思っていなかったはず。 コンスタントに打つ伊藤は,スタメンだった試合で 法大2回戦と立大2回戦を除く全ての試合で打っている。 好不調の波が無かった。こういう選手は後々結果を残す。 そして,早慶戦。“異様な”ゲームで6打数5安打。 まさにあっぱれ!!昨春に1打席だけ経験はしているものの そこでの結果は三振だった。その日から1年後のこの舞台で これだけ打てるとは本人も思っていなかっただろう。
私は早稲田ファンで本当に良かった。 昨年のチームも好き。でも今年はもっと好きかも。 あんなに感動する試合を見せてもらって 本当に幸せ。サヨナラ勝ちを聞いた時は学校で叫んだっけ。 立大戦連敗した時は,テスト前だったのに 結果が気になって,ずっとパソコンの前にいた。 最初は「和田さんが入部したから早稲田のファン」だった。 でも今は違う。和田さんも応援しているけど 早稲田みんな好きだから応援してる。 大学野球は個々のレベルアップの場だとか聞いたが そんなことない。個々の成績ばかりを気にしていては チームの勝ちにこだわることができない。 もちろんレベルアップも必要だが,全員で勝ちにいくという “野球”を見せてくれるのが早稲田。 鳥谷が言っていた。 「自分の成績とかじゃなくて,チームのために良いところで 打てたのが嬉しかった」
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