SS‐DIARY

2011年04月19日(火) (SS)その時浮気は絶対にしないと


「プリン味」

キスをした後、唇を外したら、塔矢がくすっと笑ってそう言った。

「え?」
「キミのキス、プリンの味がした。昼間にでも食べたんだろう」
「いや…昼は食べて無いけど」

午後に打ち合わせで会った雑誌の記者の人と食べた。

正確にはその人の食べていたプリンが美味そうだったのでそう言ったら、
『一口どうぞ』と言われたのだ。

本当なら断るべきものなのだけれど、なんとなく断れない雰囲気があって仕方なく一口頂いたのだけれど、その後味が残っているとは考え難い。


「なあ…マジでプリン味だった?」

改めて聞いてみると、塔矢はおれの顔を見て「そうだけど?」と笑った。

「ちなみに昨日は苺ショート、一昨日はチョコレート味だった」

キミは随分甘い物が好きなんだなと笑いながら言われてぞっとした。

今言われた物は同じようなシチュエーションで、居合わせた女性から貰って食べたものだからだ。

「いや…えーと、そんなことも無いけど」

でも太っておまえに嫌われると嫌だから今後絶対間食はしない。ああ絶対しないともと宣言すると、塔矢は更に笑って、「その方がいいかもね」とそっとおれを抱きしめたのだった。

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※セブンセンシズ!いや…ヒカルが恋人だと結構大変だと思うわけですよ。


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