Robin's Nest

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日々思ったことを徒然と。
ワーキングホリデーを使ってニュージーランドへ行きます。
ここにも準備の様子など書きますが、別でBLOGを立ち上げました。こちらを優先的に書いていきます。 ワーホリについてはこちらをご覧ください。
『わちログ=NZワーホリ紀行=

 2004年01月27日(火) 失踪から話は逸れて
本当によくわからない。
弟がまた失踪した。今回はかなり本気の家出らしい。最初に失踪したのが12月15日。今日までの間にちょっと失踪とか、それ以外でもいろいろもめてはいたけど何となく片が付いたと思っていた。でも、結局こんな状態。

信頼関係とか親子、兄弟についてホントよくわからなくなっている。いったい何を信じて何を疑えばいいんだろう。この前、弟と話をしたとき彼は理解してくれていると思っていた。自分が何をして、それがなぜいけないのかわかってもらったつもりだった。
でも、結局失踪した。何がイヤで失踪したのか。彼が一体どんな問題を抱えていて、彼が何を思って行動しているのかがまるでわからない。
本当に本当にさっぱりわからない。

「遺伝」という言葉ですべてが片づくとは思えないけど、遺伝は怖いと思う。弟と僕は母親は同じだが父親が違う異父兄弟。弟と15才離れていて義父とも15才離れている。僕が13才の時、義父は28才(くらい)で結婚した。
そのくらい年が近いと父親としてみることなんて無理で1人の男の人としてみていた。「男としてどうなんだろう」とか「大人としてどうなんだろう」とかよく考えていた。
この人は僕から言わせれば最低の男。今までいろんな人を見てこんなヒドい男はいないくらいヒドい。

えっとそのヒドい男の話を書きたいんじゃなくて、その男に弟はだんだん似てきている。「顔が」とかじゃなくて性格が似てきている。
これはただ同じ家にいたからとか、そういう問題じゃなくて遺伝だと思う。何かで見たんだけど遺伝って怖いもので、生まれてすぐに生き別れて育った親子でも同じ癖を持っていたり性格が似ていたりするらしい。性格を決定づける要素の半分以上が遺伝だとも聞いた。のこり3割くらいが後天的なもので、先天的なものが優性、後天的なものが劣性らしい。

弟のことを書きたいのか、義父のことを書きたいのか、遺伝のことを書きたいのか、何を書いているのかわからなくなってきた…。

とにかく弟はその男に酷似してきていて、僕の理解の範囲を超えた良からぬ方向に今、進んでいるらしい。ホントは怒らなきゃいけないんだけど怒る気持ちもなくなってきている自分がいてスゴくイヤだ。
あれだけ注意して警告をして、それでとった今回の弟の行動。いったいどうすればいいんだろう…。

なんかこれをふまえちゃいけないのかもしれないけど、やっぱり結婚は慎重にしなきゃいけないなって思う。よく「結婚は自分たちだけの問題じゃない」って言うけど、それはホントそうだと思う。
よく使われる意味では「自分たちだけでなくお互いの両親もいるから」だけど、僕が今回思ったのは「自分だけでなく自分の子供にも影響が出る」と言うこと。

たとえばの話。僕が誰かを好きになって結婚して子供ができたとき。
当然だけど僕の遺伝子と相手の遺伝子を子供は引き継いでいる。自分の遺伝子が引き継がれるのは自分の子供だから当たり前。だけど、相手は自分が(もちろん相手も)選ぶわけだから、そこで気を付けなければいけないんだろうな。勢いだけで結婚して相手のことをわかっていないとあとでヒドいことになるかもしれない。
こうやって書くと相手が悪い可能性があって自分は悪くないみたいになってるみたいだけどそうじゃなくて。仮定の話として。

もしかしたら人に目を向けて誰かを好きになるときは、自分にとっての美徳がどれだけあるかじゃなくて「これは許せない」という部分がどれだけないかが問題なのかもしれない。

書いてるとスゴく偏りがある人間みたいになっちゃうな。でも、そうやって思うわけです。

僕は結婚できるのかな。というか人を本心で人を信用することができるのかな。人を本心で今、信用しているのかな。なんかそういうところから今はよくわからない。

くろ
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