Robin's Nest

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日々思ったことを徒然と。
ワーキングホリデーを使ってニュージーランドへ行きます。
ここにも準備の様子など書きますが、別でBLOGを立ち上げました。こちらを優先的に書いていきます。 ワーホリについてはこちらをご覧ください。
『わちログ=NZワーホリ紀行=

 2004年01月30日(金) 弟と不登校について(長文)
弟は結局見つかった。失踪があったその日の夜中、(実際には日付は変わってたけど)先生に連れられて帰ってきた。後日聞いた話によると、先生と弟は失踪中も少しずつだけどメールのやりとりをしていて、そのメールの内容から新宿にいることがわかったようだ。それがわかった時点で夜中の2時前、先生はそれから車で迎えに行ってくれて家に帰ってきたのは3時すぎ。その日はとにかく寝かしてあげて次の日に親が弟と話をした。

家出の原因は学校の問題だけじゃなく、家にもあったようだ。この前メールで書いたけど、僕と妹は同じ父親、弟は別の父親、それが彼の中で仲間はずれ意識を持たせてしまったらしい。

どう対処して良いのかわからないけど、とりあえず「いつも通り」にするつもりだ。

今回の弟の件について実際に相談に乗ってもらった人たちや、この日記を見てメールを送ってくれた人たちの話の中で「無理に学校に行かせる必要はないんじゃないか」という意見を頂いた。
実際に話をした人にはその場で自分の気持ちを伝えたけどメールをもらった方々には返事できてない人が多いので、この場を借りて書いてみようと思います。
メールでは言葉足らずで変な誤解を招きそうなので返事を書くの控えてました。
うまく書けるかわからないけど目をつぶってください。
批判的なことを書きます。気分を害されたらごめんなさい。

僕は学校には行かなければいけないって思っている。それは学校が大事とか勉強が大事とかが重要なのではなくて、現実から逃げていることがダメだと思うから。何か問題があって「学校へ行かない」ということを覚えたら、その人はこの先どうなってしまうのか、それを考えたら安易に「学校に行かなくて良いよ」とは言えない。

例えば。今回の件で学校へ行かなくなった原因が学校にあるとして学校に行かせなかったり「この学校ではなく違うところへ」と引っ越しをしたら、その人は問題にぶち当たったとき一番最初に取る行動は「逃げる」とか「誰かが処理してくれる」になると思う。
バイトしてちょっとイヤなことがあれば辞めたり、就職しても「思い描いていたのと違う」とか「上司が怖い」とかで転職してしまうだろう。
家に問題があるとしても同じ。家出すれば何とかなるって探しに来てくれるなんて思われたら、こっちの体はいくつあっても足りない。その人は自分に家族の興味をひきたいときは家出をするとか問題行動を起こすっていう発想にだってなりかねない。

弟の英会話の先生は「学校に行かせることによって問題が大きくなる可能性だってある」と言っていた。その話を親から聞いて僕はこう思ったし、実際にその話をしたんだけど、じゃあ行かせなかったらどうなると言うんだろう。家でダラダラテレビ見たりゲームしたりパソコンしたりずっとしていてまともな社会人になることができるというのだろうか。これもやっぱり大人になったとき「トラブルが大きくなるから、その前に逃げればいい」って発想にならないだろうか。
まずは戦うことが必要だと思う。戦ってダメならどうすればいいかを考えればいい。そうやって学生は社会で生きていくための術を学校で身につけていくんじゃないかな。

最近というかここ数年「不登校」とかいう言葉を聞くけど、あれが起きる原因は親の甘やかしでしかないと思っている。「いいよ、○○ちゃん。学校行かなくても何とかなるから。パパやママが何とかしてあげる」って言う発想がなければ、不登校なんておこらない。
子供の社会に親が首を突っ込みすぎるから、子供は自分で対処することができなくて一番安全な家にいたがるようになるんじゃないかな。

こうやって言うと「君は強いから」とか「君とは違うから」って言う話もある。じゃあ、弱ければ逃げても良いの?という話だと思う。逃げ続けていたら強くなんてなればい。それはバカだから勉強しなくて良いっていう発想と同じ。バカでも頭が良くても勉強はしなくちゃいけない。知識を詰め込むこと(結果)が大事なんじゃなくて、勉強をするというプロセスが大事なことだと思う。

と、まぁこんな感じです。はい。

くろ
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