熱い洋楽コネタコラム

2003年12月30日(火) ロックアンリミテッド終了。

 年末ぅ〜。日本人ってみんな素直でいい人たちだな〜と思いながら街を放浪しておりました。リストラだ、賃金カットだと言いながらも、みんなセッセとお正月のものを買ってさ。大掃除してさ。偉いね〜。和田など部屋はグチャグチャのまま。朝からネットでハゲちゃん映像見てはウットリし、昼からビール飲んではタイ・ポップのCDで踊ってる始末…。38歳。まずすぎる……。
 しかしそんな年末の最中、インターFMの番組『ロック・アンリミテッド』が終わってしまいました。しかもこれ、ただの最終回じゃありません。キャロル久末さん……いえ、いつも通りキャロ姐と呼ばせてもらいましょう! キャロ姐の、とりあえずんところのDJ生活の最終回ってことでもあったんす!なんてこったい!
 キャロ姐。いや。辞めるとは伺ってはおりましたが、まさか本当に辞めちゃうなんて。でもその理由が素敵。「新しいことを始めるため」。そしてそれがもし失敗しても「それが人生」と潔く覚悟を決めてらっしゃる!くぅ〜〜。カッコエエ!和田など、人生で今まで1度も覚悟など決めたことありませんっ!あっ!唯一今年、「死んでもいいからハゲ坊を見まくる」とだけ覚悟しましたが、んなも〜〜ん。今までずっと積重ねてきたキャリアをポ〜〜ンと投げ打って、新しいことを始めようとする覚悟なんててんで出来ません。弱虫だし計算高いし。とてもとても…。どうにかコソコソうまいことやってうまいこと運んだろしか、考えてないっす。オレ!
最終回では、そういう姐の生き様に感動したリスナーからのメール等も紹介されてましたが、いや、いまどきいるか?生き様でリスナーを感動させられるDJは?すげえですわ。キャロ姐!オレ、まじ泣けましたから〜〜。
 しかしキャロ姐の素晴らしさはそれだけじゃない。姐の番組からはいつも音楽への愛が溢れ落ちてきてました。姐は音楽を愛し、音楽に精通し、しかし決して上からモノ言わない。そりゃ音楽に詳しい〜DJさんとかたくさんいらっしゃいます。しかしそういう方々が陥りやすい罠が「ウンチクたれ」であり、「ヘェ〜ヘェ〜」でありぃ。なんかねぇ〜、「教えてやる」的しゃべりんは、やっぱり透けて見えちゃうんだよ〜。だからちっとも心地よくない。そこがもう、姐の場合は絶対に違う。それに今更言わずもがなですが、FMにおけるバイリンDJのスタイルを確立したのはキャロ姐だし。そのうえまた、そういうオリジナルにもなり得る「スター性」を持ってるDJなんて、滅多にいないでしょうが?スター性。これぞ絶対に大切なものだぞ。ああああ。なんてこったい!これは日本のラジオ界にものすごい損失です。そのことにラジオ界は気付いているのかい??
 ああ。姐、寂しいっす。でもいつかまた戻ってきてください。和田はお待ちしてますぜ!でもってまたREMかけてね。ゲヘヘ。
 
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