東京の片隅から
目次|きのう|あした
会社を定時退社してダッシュで見に行ってきた。2回目。夜間開館を狙っていったのだが、それなりに混んでいる。 前回は人が多すぎて立ち止まれなかったので、見たい絵だけ重点的に、という感じで。 入ると雰囲気が違う。途中で気がついた。照明が明るい? 前回は、人が多すぎて絵に近いところで見ており、さらに、後方の人が影になって会場全体が暗かったのかもしれない。照明の明るさだけでずいぶん絵の印象は変わるのもので、前回あまり好きでなかった絵に今回惹かれたり、その逆だったり。 「暮潮」という作品が好きなのだが、色調が暗いためか、絵はがきになっていなかったのが残念。画集は重いし収納に困るからなぁ・・・。 白馬シリーズはあまり好きじゃないので今回はスルー。 そしてすばらしかったのが唐招提寺の障壁画。 ぱっと見ると平板なんだけど、座敷に正座するとこの辺だろう、という位置まで空気椅子で少し視線を下げると、全く見え方が違う。波に飲み込まれるような感じ。こんな絵に囲まれていたら雑念は入りまくりでお経なんて読めない(笑) 遠くから、斜めから、視線を下げると、日本画、特に障壁画や屏風は見え方が違うのだな、と改めて実感した出来事だった。 画家生命が長く、戦前戦後を通じて画業が年代順に並べられていると、大和絵から日本画へ移っていくのがわかる。ドイツの町並みを描いた絵など、ほとんど油絵。画材と技法の差だけになってきている。そういうのも面白い。
帰りは自宅までウォーキング。九段下あたりの先頭に荷物を預けて皇居に走りに行く人たちとすれ違う。仕事が終わって、さらに走って、それから帰宅するのだろう。
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