ローマ法王の葬儀のニュースが連日報道されている。まーさんは遺体が棺の上ではなく剥き出しにされていることにちょっとカルチャーショックだったようだ。確かにあまり日本にはない発想である。でもあちらは「聖遺物」として成人の骨やら遺体そのものやらが礼拝堂の地下にガラスケースに納められて見せ物になっている(この言い方は語弊がある)お国柄、そもそも概念が違う。そもそも温度湿度の差で日本では埋めないとどうしようもない、ということもあろうが。イタリアには大学1年の夏休みに行った。当時知り合いが長期滞在していて、ホテルを取ってくれたのだった。建物の天井の高さ、壁の厚さ、冷房がないこと、空気の匂い、石造りの町並みの圧迫感、濃いコーヒー、とにかくあらゆるものが「違う世界」を感じさせた。バチカンもそうだ。日本にも大きな建造物はたくさんあるが、歴史的な意味があり、今も使用していて、かつ、権威を持つ、豪華な建物、空気に圧倒された。外に出たとき、ほっとしたのを覚えている。またいつか行かれるだろうか。