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夢の図書館新館

お天気猫や

-- 2004年09月17日(金) --

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『生活大国イギリスの知られざる習慣―大人のためのスピリチュアルライフ』

☆スピリチュアルライフって?

何だかんだと文句を言いつつも、 井形慶子さんの本を続けて三冊も読んでいる。 もともと、ずっと昔に読んだ『いつかイギリスに暮らすわたし』が好きだったので、 その後、井形さんの本をあまり読むことがなかった割には、 私の中では好きなライターの一人だった。

続けて読んだ二冊(『仕事と年齢にとらわれないイギリスの豊かな常識』 『運命をかえる言葉の力』)、以前に読んだ『古くて豊かなイギリスの家 便利で 貧しい日本の家』、 どれもテーマ・題材に惹かれて選んだのだけれど。 いつも、何か物足りない思いや違和感が残ってしまう。 結論から言えば、せっかくの興味深いテーマだから、 もっと丁寧に掘り下げて欲しかったという、 残念な思いが読後に残るのだった。 読み終わった後に、考察が浅いと思うのか、 ライトで読みやすいと思うのかで、 これらの本への評価も違ってくるのだろう。

そんな事を思いながらも、 やっぱり、テーマは面白いので、期待してこの本を買った。 展開が一面的なところに、物足りなさを感じてしまうけど、 大好きなイギリスの、それもスピリチュアルライフについてなので、 熱心に読みふけってしまった。 いつもとは違う視点で、イギリスを見る楽しみ。 目に見えないものや正体の分からないものを受け入れていく生き方。 最近よく目にする「ホメオパシー」なるもの。 幽霊との共存、とか。 ただ、やはり。 もうちょっと、あともう少し、詳しく知りたいなあと、 かゆいところに手が届かないもどかしさも感じるが。

最近、"13の月の暦"に興味を持っている。 自分の健康やら好・不調の波に注目していたときに、 こういう暦の存在を知った。 一年は、28日周期で、13ヶ月。 28日は、肌と体の周期。 コズミック・ダイアリーというのを購入して、 自分の生体リズムみたいなものを見つけようと思っている。 (実際は、普通のスケジュール帳を使っているので、 なかなか、出番はない。結構厚いし、重いのである。) そんなことを思っているので、 『満月をカレンダーで確かめる習慣』での、 月が人間に及ぼす影響についての一説は面白かった。 来年に向けて、ルナカレンダーを買う予定。 できれば、イラストにあるような一年12ヶ月すべての月の満ち欠けを描いた 年間カレンダーが欲しい。 前に雑誌でPUFFYのどちらかが、ホメオパシー体験をするという特集があって、 ホメオパシーなるものにもすごく関心があった。 知りたかったことを平易に知ることができて、 これらのことに関しては、満足している。(シィアル)

※余談 『キティちゃんとピーターラビットの顔の違い』の章については、 大いに異論あり。 ひとこと。 そのプーは、別のプーです。<P203


『生活大国イギリスの知られざる習慣―大人のためのスピリチュアルライフ』著者:井形 慶子 / 出版社:大和書房2003

2003年09月17日(水) 『銀のいす』その2
2002年09月17日(火) 『ねずみ女房』
2001年09月17日(月) 『イラストレイテッド・ファンタジー・ブック・ガイド』
2000年09月17日(日) 『警告』

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