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夢の図書館新館

お天気猫や

-- 2001年05月17日(木) --

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『やさしいカリグラフィー』

☆最初は誰でも初心者。

冬の間、しばらくカリグラフィーの講座に通った。 3ヶ月の講座では、アルファベットの小文字を イタリックで書くのがやっとで、 華やかな大文字の習得にまでは至らなかった。 元来、字を書くこと、お稽古ごとが好きな性分で、 カリグラフィー教室の前後では、 予習・復習怠りなく、常日頃の私にしてはよく頑張った。 おかげで、短期間の割には、よく上達したように思う。 しかし、残念ながら、そこで、Time Over。 まさに、これから、という時に引っ越しで、 今、私の住んでいる町では、 カリグラフィー教室なんて、そんなしゃれた教室はない。

何にしても、センスというものは大切だが、 カリグラフィーの場合、まずは、技術の習得で、 機械的に、ペンを動かせることが大事だ。 「学ぶ」の語源は「まねぶ」、まねることだが、 とにかく、基本に忠実に 「線を引けるようになる」ことから始まる。 一足飛びには、あの美しい文字は書けない。 だが、くじけず、毎日練習していると、 だんだんと形が整ってくるから、 練習のかいもある。

カリグラフィーを始めたいと思っても、 近くに教室がないこともあるだろう。 通信教育もあるようだが、 とりあえず独学からやってみるなら、 この本はお手本もついているし、 ちょっとしたカードのあしらいも参考になる。 私もしばらくは、独学になるのだが、 (もうじき通信講座を受講するつもり) いつか、こんなカードを書けるようになりたいと、 ゴージャスなカードが書ける日を夢見ている。 ただし、文字が書けるようになるのと、 カードが描けるようになるのとは、 大きな隔たりがある。 ここからがセンスなのだ。 バランスよく文字を散らし、 ちょっとした花の絵などをあしらう。 美しい色で、メッセージを書き分け、 思いを込める。

ふー。 まだ、大文字を習得していない私には先が長い。 イタリック以外にも、書体はあるし。 だからこそ、練習のしがいがあるというもの。 とりあえずは、クリスマスカードが書けるようにね。(シィアル)


『やさしいカリグラフィー −手軽に楽しくカード&ラベル−』 著者:小田原真喜子 / 出版社:雄鶏社

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