毎年2月頃から4月にかけて悩まされていたことがある。 それは乾燥肌だ。 特に腰から下をやられていた。 とにかく痒い。 いくら掻いても掻き足りないくらいに痒いのだ。 おかげで、肌は真っ赤に充血していた。
そのため春先は、「乾燥肌にやられてねえ」がいつもの口癖だった。 ところが昨年、ある人から「それは乾燥肌じゃないと思う」と言われた。 「皮膚病とかアレルギーとかは持ってないけ、乾燥肌しか考えられんやろ」 「どの部分が特に痒い?」 「足首と腰の部分やけど」 「ああ、靴下とパンツのゴムの部分やね」 「そうそう」 「洗剤、何使いよる?」 「普通の洗剤やけど」 「粉?それとも液体?」 「うちは粉やけど」 「やっぱりね。原因はそれと思う」 「え?」
粉洗剤は、念入りにすすがないと靴下やパンツのゴムの部分に残るそうだ。 それが汗で溶けて皮膚に付着し、炎症を起こすらしい。 言われてみると、なるほどそうである。
それを聞いてから、うちは粉洗剤から液体洗剤に変えた。 で、今年はどうなのかというと、まったく痒くない。 というより、今日まで乾燥肌という言葉も、洗剤の炎症という言葉も忘れていた。 それを教えてくれた人と、まだたくさん残っている粉洗剤(新聞やからもらったもの)を使わずに液体洗剤を使ってくれている嫁ブーに感謝である。
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