(1) ウォーキング中、国道沿いで鴬の鳴き声を聞いた。 今年初めてである。 ここ何十年か、鴬の声を聞こうと思ったら山や森に行くしかなかった。 ところが、今日鳴いていたのは住宅地だった。 まさか人が飼っているとは思えないし、わざわざ山から春を知らせにきてくれたのだろうか。
いつもは沈丁花の香りを嗅いだり、鴬の鳴き声聞いたりすると、肩にのしかかった重たい荷物がとれたような気がするのだが、今年に関してはそれはなかった。 それだけ、この冬が暖かかったということなのだろう。
(2) 鴬といえば、県産筑後の酒に『庭の鶯』というのがある。 『夏子の酒』でも紹介されたことがある酒だ。 ぼくはこれまでずっと『西の関』を飲んでいた。 昨年その『西の関』を近くの酒の専門店買いに行った時、その横にその『庭の鶯』が置いてあった。
もちろん『夏子の酒』でその存在は知っていたが、実際にお目にかかるのはその時が初めてだった。 そこで、急きょ『西の関』を買うのをやめ、『庭の鶯』を買って帰ったのだった。 飲んでみると、これが旨い。 ということで、それ以来酒は『庭の鶯』にしている。
(3) 古来から、日本人は法華経を深く信仰してきた。 そのため、鴬の鳴き声は「ホーホケキョウ(法、法華経)」となっている。 これを仏教の影響のない国の人が聞いたら、何と聞こえるのだろうか? 犬の鳴き声のような簡単な鳴き声も、その国その国で違っているようだから、鴬のような複雑な鳴き声は、かなり違ったものに聞こえるに違いない。
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