ウォーキングだが、いまだ足の痛みが残っているため、満足な距離を歩いていない。 とはいえ、二三日前からは神社の帰りに、少しだけ遠回りしている。 前は歩けば歩くだけ痛みが増していったのだが、ウォーキングを再開してからは、痛むのは靴が足に馴染むまでの間だけで、あとはあまり痛みを感じないのだ。 どうしてあまり痛みを感じなくなったのかというと、それは歩き方が変わったからだ。
その歩き方というのが、「かかとを意識して歩く」歩き方だ。 これまで歩く時は、いつも足の裏全体で地面を踏みつけていた。 それを、まずかかとで地面を踏んで、体の移動に伴い、その重心を土踏まずからつま先に移動していくようにしてみた。 すると、痛みを感じなくなったのだ。
別に、意識してこういう歩き方に変えたのではない。 痛みをかばって歩いているうちに、いつの間にかこういう歩き方になってしまったのだ。 そのため、この歩き方でいいのかどうかという不安はあった。 もし悪ければ、他の部分が痛くなってくるから、それが恐いのだ。
そういう折、その不安を払拭してくれるものが届いた。 今日のことだ。 ウォーキングから帰ってくると、ポストに一通のDMが入っていた。 うちの家族がひいきにしている明太子屋さんからで、年末売出しのカタログが入っていた。 開けてみると、そこにはカタログの他、もう一枚パンフレットが入っていた。
それを何気なく読んでいると、何とそこにウォーキング時の歩き方が書いてあるではないか。 『歩幅を広げ、かかとから着地して、つま先から大地を蹴るような歩き方』 ぼくはあまり歩幅は広げないが、かかとで着地しつま先で蹴るのは同じなのだ。 ということは、ぼくの歩き方は正しかったということになる。
この歩き方で20分ウォーキングをすると、1万歩歩いたのと同じ効果があるという。 なるほど、ぼくがこの歩き方をするようになってからは、神社の行き帰り程度の距離を歩いても疲れるようになった。 このパンフレットを読むまでは、痛みをかばう歩き方をするせいだと思っていたが、そうではなかった。 神社の往復がだいたい30分だから、この計算で行くと1万5千歩歩くのと同じくらいの運動をしていたわけだ。 しかし、痛みをかばう歩き方が、理に適った歩き方だというのもおかしな話である。
最後に、明太子屋さん、ありがとうございました。 いろいろ勉強になりました。
|